Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

唯物史観の罪業

2007-10-18 23:54:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

こうした事はもう記したくないのは山々なのですが、各位ご存知の様に、昨日今日も人命が誠に理不尽な形で奪われる凶悪事件が頻発しています。
兵庫県下にて又も発生してしまった幼女殺害事件。現場は正に、この子の自宅前だっただけに何ともやり切れないものがありますね。昨夜からの報道によると幼女が落命寸前、加害者は大人の男である旨言い残している事、事件直後に急加速して走り去った黒っぽい乗用車があった事が判っています。又今日は当地名古屋にて轢き逃げ事件が発生、高齢女性が犠牲となりました。被害者各位のご冥福を祈ると共に、少しでも手がかりを摑み、犯人逮捕に尽力を願いたい所です。

前述の様な事件が近年は本当に多いですね。大きな一因は戦後、特に近年の教育が悪いと言われています。確かに高度成長時代より延々と続く功利効率優先の受験教育と、倫理道徳が軽んじられた自己中心的な風潮が折り重なって、人心を荒廃させている事は十分考えられますね。又その悪しき状況を追認して来たのが戦後のあり様、戦後レジームではなかったでしょうか。
先頃退任した安倍前政権の「戦後レジーム脱却」の姿勢はそれ自体、決して間違いではなかったと今も思います。

屈指の物理学者だった故・糸川英夫さんのお言葉にありましたが「平和が長く続くと、人は自己愛が強くなる傾向がある」由。この自己愛とはとりも直さず、利己主義=エゴイズムを意味します。
無辜の幼児の命を奪った凶悪犯に限りない憤りを感じるのは勿論ですが、その背後にある黒幕的状況にも目を向けるべきだと思います。そこにあるのは無神論的科学至上主義、所謂唯物史観の存在があります。
あらゆる宗教を病的なものとして扱い、科学や論理こそ至高とするこの考え方にも盲点はあるもので、人命の尊さや家族、仲間の大切さを人に強く理解させる力はなかった様ですね。それどころか人命を物扱いにする所さえ感じられ、それが昨今の凶悪犯罪の増大を誘発している様にも感じられます。

唯物史観の申し子こそ、日本国憲法を初めとする戦後レジームでしょう。
心ある日本人として、この戦後レジームの早急な退場を要求する事こそ正義であり、心ならずも凶行に斃れた方々に対する最大の供養になるものと信じます。*(日本)*

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