Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

石破総理はトランプ米大統領と「本当の対話」ができるのか

2025-01-22 21:45:01 | 国際・政治
第 2次トランプ米政権が発足した。一言の祝意の一方、かねて前評判通りの 輸入関税引き上げをメインとした保護貿易策や、国際環境面の枠組み「パリ協定」再離脱や世界保健機関WHOからも離脱、対メキシコ国境が主の 不法移民(というより、トランプ政権が不法と看做した移民各位)の対米流入抑止策など、狭い意味での米国第一主義を前面に出した施策が目立つ所。

それにしても、就任初日だけで 米連邦議会の議決を要さない施策についての大統領令発効の為の署名が 40件超とは、何ともまぁお忙しい事で。

そのトランプ新大統領と 我国の石破総理との日米首脳会談が、正直遅れている印象だ。同大統領就任式に際し招待を受け 岩屋外相が渡米は良いが、果たして石破総理がまともに日米首脳会談に臨めるのか?疑問視する声も相当に大きい様だ。一昨日の就任式前に会談の機会もあった様なだけに どうなのかという気もする所。以下、近く休刊の見込みとの 今日の夕刊フジ・ネット記事を引用して、みて参る事に。

「『鳩山(由)内閣の外交と類似』石破 ”大迷走” に不満噴出 山田 宏議員が批判 (北鮮)拉致被害家族、トランプ大統領の剛腕に望み」

第 2次ドナルド・トランプ米政権が始動するなか、外交政策で ”大迷走” する石破 茂首相に(自民)党内外の批判が噴出している。1/21の自民党部会では「中国(大陸)に対して あまりに前のめり」と指弾の声があがった。日米関係のきしみも指摘され、(旧)民主党政権の 鳩山由紀夫政権の外交と似ているとの指摘もある。

「日程は それほど時間はかからずに決まるかと思う」

石破首相は 1/21、日米首脳会談の見通しをこう語った。「トランプ氏は二国間協議を優先する。(日米関係を)世界平和、世界経済にどう生かすか、真摯(しんし)な協議を行い、信頼を確立したい」と述べた。

だが 同日、自民党本部で行われた外交部会と外交調査会の合同会議では、観光目的で来日する中国人向けの短期滞在ビザ(査証)の緩和措置を決定したことなど、石破外交への批判が巻き起こった。

「対米関係をしっかりやらなければならないのに、石破外交は中国(大陸)に対して あまりに前のめりだ。岩屋 毅(いわや・たけし)外相を呼んでもう一度、合同会議を開くべきだ」との声も出た。

政界切手の保守派である 山田 宏・参院議員は、自身の「X」で「部会は、岩屋外相の訪中についての批判や厳しい意見ばかりで終わった」「石破政権の外交は『鳩山(由)内閣の外交と類似しており、反安倍外交としか見えない』とも述べた」と投稿した。

トランプ氏の剛腕に望みをつなぐのが、北朝鮮による拉致被害者家族だ。トランプ氏は過去 2度の来日で被害者家族会と面会し、解決への尽力を約束した。第 1次政権当時の米朝首脳会談では、金 正恩(きむ・じょんうん)朝鮮労働党総書記に 解決を迫った。

横田めぐみさんの母、早紀江さんは「トランプさんは正恩氏との対話ができる。拉致被害者をなんとか助け出していただきたい」「何度も日本の歴代の総理とお会いしてお願いしてきたが、2002=平成 14年に被害者 5人が帰国して以降は進展がない。私も年を重ねてしまい、早くしないと会えないという焦りが募る」と訴えた。めぐみさんの弟で、家族会代表の拓也さんも「米国との信頼関係を構築し、言葉に熱量を込めて 首脳同士の絆を深めてほしい」と呼びかけた。(引用ここまで)

末尾リンクの関連記事に譲る所もあるが、石破総理がトランプ大統領に対し、一種の苦手意識を持っていそうな印象があるのはどうなのか。前任の時にも感じた事だが、恐らくトランプ米大統領は 何事にまれ、簡潔で明快な説明を求める人物であり、己としては丁寧な説明のつもりでも 一度回りくどい印象を持たれると好感されない恐れもある。石破総理がまず注意すべきは その辺りではないだろうか。

引用記事てもあった 対中前のめりの印象も、日米首脳会談の席で追及を受ける可能性があろう。石破総理は トランプ米大統領との対話が不可避である以上、その面でも筋や脈絡の整った明快な説明を強く求められようが、果たしてどれ位対策をされているのか?疑問符を伴っての注目という事か。

今回の最後に、来る日米首脳会談には 日程面の不透明さも付き纏う。1/24からは今季通常国会も開かれるし、同期間中に 例え短期でも渡米しての日米首脳会談をじっくり行う時間的余裕があるのか?こちらも疑問符がつく所。就任式前でも 一度は会う機会があったとされるだけに、この辺りの対応も注目か。まぁ一応でも成功すれば良いがという所の気もするが。今回画像も振り返り恐縮。先年目撃の 当地南郊の大府市内を行く JR東海道本線・上下列車邂逅の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「読売新聞 1/21付」
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