Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

模様~駅の記憶

2010-08-05 07:21:00 | インポート
各位お早うございます。曇り空から朝日の射し始めた、今朝の当地名古屋。今日も暑くなりそうです。

先日、大阪府にて深刻な育児放棄致死事件が生じたのはご存じかと思います。幼い実子2名を死亡させた女性容疑者は、所謂「夜勤」と呼ばれる夜の商売に関わっていた様で「自分の時間が欲しかった」などと供述している模様。余り大きな事は申せないが、やはり母親としての自覚がない様に思います。離婚した由ですが、子供の親権や生活費の手当をどうするのか、別れた父親ときちんと打ち合わせを行い、子供達の将来に備えようと言う姿勢が微塵も見られない。命が失われた以上、容疑者の重い罪責は免れないが、別れた父親も、人間として関心を払い続ける必要があったのでは、とも思います。「離婚したから関係ない」で済む事か?と申したいですね。

行政の踏み込みも甘い。現行制度が問題ある家庭のフォローに不足があるのなら適宜見直し、必要な関与ができる様改めるべき。国家の基本法たる憲法にしたってそうです。
同じ行政の対応の弱さの問題は、最近露見した、複数の長寿各位の行方不明の問題でも同じ。安否さえ分からない、高齢の方々に対し年金を初め、様々な手当が支給され続けている現状は、国や自治体の財政危機が叫ばれている事を考えても由々しきものがある。何故こうした漏れが多発したのか、悪くすれば高齢各位の家族親族による年金の不正受給の疑惑にも繋がりかねないだけに、普段よりこの方々の安否を把握する調査が適正に行われていたのか、関係各位は我々国民に分かる様、きちんと検証をし、説明をして頂きたい。

前述の二つの事件に通底するのは、戦後の我国の、人々を繋ぐ「健全な地域社会」が崩壊した事によるとされます。その大きな一因は、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争の敗北に際し、進出して来た連合国進駐軍GHQの急進勢力が、経済力と共に、我国の根幹をなす、住民の絆たる地域社会の切り崩しを画策した為だと言われています。加えて我国の官僚勢力、特に外務省の弱腰の対応。これが戦後の我国のあり様を徐々に壊して行った印象を強く受けるのです。それは鉄道の駅における、ゴミ投棄などの無作法や痴漢などの迷惑行為、そして命を賭けて日々の業務に当たる鉄道役務の方々への暴力沙汰などにも表れています。

今、ようやくそうした地域社会の美点が見直されようとしたいる。
この見直しが継続して行われ、我国社会が経済と共に、ゆっくりでも良い、確実に立ち直って行く事を切望する次第であります。

次回より暫く、拙記事は私の知友各位に対する伝言の体裁を取らせて頂く予定。勿論普段の日記々事同様、多くの方々のコメントを下されば幸いであります。*(日本)*
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