コナサン、ミンバンワ!昨日の雨がやみ、当地名古屋もようやく真冬らしい天候になって来た。明朝の最低気温予想は-2℃。今までが暖かだっただけにちと応えそうだが、冬場の気温としてはまず普通。今までがやや異常だったと見て良いのではないか。
さて今朝の地元紙Cスポーツ紙によると、自動車レースF-1世界選手権の有力チーム、マクラーレンの実権を永らく握って来たR・デニス代表が昨夏のレース・カー技術盗用事件の責任を取って代表の座を追われる模様。本件は同チームが同じく有力チーム、フェラーリのレース・カー設計上の主に空気力学面の技術を産業スパイなどを使って盗み出し、無断採用したとされるもの。この問題でマクラーレンは日本円にて100億を超える罰金と2007年シーズンのチームとしての入賞得点、コンストラクターズ・ポイントを全て無効とされる処分を受けたが、最終的にはやはり代表の責任問題が避けられなかった模様だ。
同チームがエンジン部門にて共闘しているのがメルセデスことダイムラー・クライスラー。F-1GPの世界でも覇権を欲する同社はかねてからデニス代表の存在を良く思っていなかったとされ、昨シーズン後にレースの主催者、FIA=国際自動車連盟の最高幹部とも密かに会って、デニス代表が退けば、チームの責任を軽減する用意有などの話をちらつかせたとの情報もある様だ。
とに角これで、この3月にスタートするF-1GPの2008シーズン、マクラーレンはトップが交代して臨む事になりそう。既に好敵手フェラーリの代表交代も決まった模様で、レーサーだけでなく、後方を守る運営側でも世代交代が進むと言う事だろう。くれぐれも前述の如き不祥事の再発はなき様願いたいが・・・。