コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年9月も早2週目となったが、依然厳しい残暑の続く当地名古屋。今朝なぞは、未だにクマゼミの鳴き声を聞き、彼岸も近いのに、一体いつまで暑さが続くのか、とつい思ってしまった次第。
さて、新世紀が始まったばかりの2001=同13年9月、米合衆国N.Yなどを襲ったイスラム急進勢力による同時軍事行動より9周年となり、現地にては犠牲各位を追悼する行事が行われた様だが、昨今事件現場近くにイスラム教寺院、所謂モスクの新設を巡って同国内が揺れている様だ。
同国のオバマ政権は「信教の自由」を理由に少なくとも黙認の風情だが、当時の軍事行動に巻き込まれ落命された方々の遺族各位は「その様な問題とは次元が違う」として、新設に反対する立場。この問題の今後が注目される所だろう。
この「9.11」の問題に際し、合衆国の一部基督教関係者達が、イスラム聖典「コーラン」の廃棄や焼却を図る動きもあった様だが、多くの犠牲を生じたとは言え、同国が自ら招いた側面が否めないのも事実。無理を承知で申せば、合衆国とその基督教各位も、コーラン焼却の様な暴挙を反省し、イスラムと言う異なる文明を認知すると共に、我国も関わる先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争や、19世紀の太平洋諸地域への無理をおしての進出などに反省を加える事ができれば良いのだが、何せ「反省なき白人勢力」の所業。容易な事では、事態進展はないだろう。真に「自由」を標榜する国ならば、それは避けられない道だと思うがどうだろう。