Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

保全~弾丸列車の残像

2010-03-14 09:19:00 | インポート
各位お早うございます。曇り、あるいは雨がちの今月には珍しく、快晴の朝を迎えた当地名古屋であります。これから、親族とちと写真撮りに出かけようか、とも思っている所です。

今月前半も、良し悪し相半ばの報が届いています。
映画監督にして喜劇俳優の北野 武さんが、国籍を問わず世界の芸術発展に寄与したとして、仏国の芸術文化勲章の最高位に叙せられました。この栄誉に一言奉祝を申したく思います。
北野さんの映画は、まだゆっくり拝見する機会がありませんので詳しくは控えますが、人間味や現実味に満ちた構成が国際的称賛を集めている様ですので、5月連休辺りで一度見られたら、とも思っている所です。

その一方、新潟県下にて保護活動中の保護鳥、朱鷺(とき)複数が天敵の襲撃に見舞われ、落命の憂き目に遭ったのは遺憾。飼育施設点検の結果、天敵出入りの可能性のある個所が複数見つかり、これは保護管理責任が問われてもやむを得ないと私は見ています。
過去にも、同鳥の保護施設が天敵の標的となった前例があり、とに角「国際保護鳥」と言う以上は、それに見合った厳しいセキュリティ対策が講じられて然るべきでしょう。

捕鯨を初めとする水産資源の問題でも、動きがありました。
南半球の捕鯨反対組織の活動船々長が、我国の捕鯨船に不法に乗り込んだかどで海上保安庁に逮捕され、取り調べに臨んでいる模様。
鯨に人格に近いものを感じ、食用とする事に強い抵抗を持つ欧米人の感情もある程度は理解し得るものの、一方で鯨は我国固有の食文化。
今季、米アカデミー賞を得た、紀伊半島にてのイルカ漁を問題視する作品にも表れている様に、この問題は、洋の東西の「文明の軋轢」の一面も感じます。
相互理解は大変なるも「話せば分かる」の言葉を信じたいのも事実。
こうした問題提起に対し、我々日本人は、言葉を尽くして文化的土壌の異なる欧米人に、こうした文化の一面を説明し続けて行く強い姿勢を持つべき時に来ているのかも知れません。

形こそ違え、新幹線の「技の歴史」も高速度と安全度を高い次元で両立させる「保全の歴史」でありました。
こうした血と汗の努力の軌跡も、振り返られて良いと私は思いますね。*(新幹線)*
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