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今年の数少ない朗報に、先般全米プロ野球大リーグ 、L・Aエンジェルス・大谷翔平選手の MVP選出が挙げられるのは間違いのない所だろう。投打二刀流に加え、人物面も申し分のない精進ぶりは 最早「天晴」レベル。少し遅れたが、一言の祝意を申したい。又 我国政府より申し出のあったとされる、国民栄誉賞辞退の判断も尊重したい。
本題です。近づく北京五輪及び障碍五輪を控え、中共政府元最高幹部と 女子五輪選手の不適切な人間関係が話題の様だが、個人面の問題もある事だし それはひとまず横に置く。その上で、やはり前述五輪等の参加のあり様は再考すべき所もある様だ。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。
「中国 (大陸) が林外相訪中を要請 テニス選手不明『注視している』」
林 芳正外相は 11/21のフジ TV番組で、中国(大陸) の王毅(わん・いー) 国務委員兼外相と 11/18に行った電話会談で、訪中の招待があったと明らかにした。
具体的な日程に関しては「まだ何も決まっていない」と説明した。また、同国の 張 高麗(じゃん・がおりー)・元副首相に性的関係を強要されたと告白した女子テニス選手の彭帥(ぽん・しゅあい) さんが安否不明となっている問題について「注視をしているが、何か具体的な検討を開始したわけではまだない」と述べた。
一方、林氏は 米通商代表部(USTR) の タイ代表と 11/17に行った会談で、米国の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP) 復帰を求めたことも明らかにした。米国の対日自動車関税撤廃に関しても「タイさんとの会談では かなり強くその部分は言っている」と説明した。
韓国の 所謂徴用工訴訟に関しては「仮に現金化に至ると 日韓関係にとって深刻な状況を招く」と強調。その上で「日本企業が正当な経済活動をしていくために保護するという観点から、あらゆる選択肢を視野に入れて対応すべきだ」と語った。(引用ここまで)
決して軽んじる訳ではないが、日韓関係も難しく厄介な局面である事は理解する。しかしながら 今は韓国側の出方をみる段階であり、我国側は冷静に相対する状況ではと心得る。よって今回は、北京五輪等に絡む所を主に触れようと思う。
今 拙者が問題にしたいのは、欧米諸国で検討が進む、前述五輪等に際しての 所謂「外交ボイコットができるか、行う勇気があるか?」の所だ。
今夏だったと思うが、菅(すが) 前政権において、中国大陸国内でかねて問題視された チベット・ウィグル等の少数民族に対する人権抑圧問題についての対中非難国会決議が、野党側の一応の賛同を取り付けながら、与党媚中勢力の妨害によって流されたのは まだ記憶に新しい。
今又 岸田政権は、前述少数民族への人権抑圧策を指弾し非難する為の 所謂日本版マグ二ツキ―法案とも呼ばれる人権侵害法案の審議に後ろ向きだとされる。このままでは、対中非難決議の時と同じ失敗が繰り返されよとしているという事だ。それはとりも直さず、中国大陸側に「日本は篭絡し易い」との印象を改めて抱かせる事となろう。ここは毅然とした対応を求め、人権侵害法案の成立を促したいものだが、岸田政権の本気度は見えて来ない様だ。
想えば 林外相も媚中側の一員ではないかとの指摘も聞く。心あるなら、訪中招待の対応も慎重に願いたいものだ。訪中前に、同盟関係又はそれに近い、米、英、豪、印など「クァッド」の関係にある諸国との連携を優先するのが筋だと心得るがどうか。
北京五輪等に際しても、欧米勢は選手団を送り込みはするも、通常は同行の外交使節団は送らない「外交ボイコット策」に打って出る事を検討しているという。果たして我国に、岸田政権に その勇気はあるか、注意して観察する必要があろう。今夏の東京五輪及び障碍五輪参加の中国大陸選手団に、同国外交使節は同行しなかったといわれる。我国側も同様にしなければ不公正という事だろう。
最近の海空における 中露両国による艦船や軍用機による不穏な動きにも毅然と向き合わなければ、やはり舐められる事となろう。あくまで「もしもの場合」というのも分かりはするが、欧米勢が本腰を入れる場合に備え「外交ボイコット策」を視野に入れるべきと心得る者だ。今回画像も以前ので恐縮。静岡・浜名湖畔を行く 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」下り便の様子を。遅れましたが、以下に関連記事をリンク致します。(福岡、小坪しんや・行橋市議様) 日本ウイグル協会・地方議員の会が、全自治体(1700超)に意見書採択を求める要請を送付【採択を求める人はシェア】 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp)