Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

旧厚生省官僚OB殺傷事件に思う事

2008-11-23 22:41:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今月中旬以降、2度に亘り発生した首都圏にての旧厚生省幹部官僚OBとその家族が殺傷された事件につき、本日実行犯を名乗る男性容疑者が東京警視庁に証拠品を携えて出頭、殺人容疑で逮捕されました。
直接の犯行動機は遥か以前、保健所に飼育中のペットを処分された為との事ですが、歳月が経過し過ぎている(30年超)事などから極めて不自然と見られ、又昨春生じた長崎市長殺害事件にも見られた様に、背後関係が不透明な印象もあり、犠牲各位への弔意、被害に遭った方へのお見舞いと共に捜査当局にはその方も是非解明を願いたい所です。

被害に遭った官僚OB各位は1985=昭和60年に国民年金を中心にサラリーマン向けの厚生年金、公務員向けの共済年金の内、基礎年金と呼ばれる共通部分を設定して全国民を強制加入とし、それまでは別個に運営されていた前述の3年金の基本部分を統一し、予想され始めていた少子高齢化に少しでも相応しい年金システムへの改変を図った担当の方々でした。この事自体は年金制度の上では財政面からしても一歩前進であり、敢えて踏み切った姿勢は評価されるべきであるとは思います。

ただご存じの様に、国民各自の年金についての情報管理には大きな不良が見られ、その為当時の責任者の立場であった被害者のOB各位は世間の強い指弾と批判を浴びるやむなきとなりました。犯行にはそうした事共への不満も見え隠れし、暴力にて人命を奪った罪業は勿論許容されるものではありませんが、某野党々首もご指摘になっていた様に、これは政権党と行政当局の共同不法行為の印象が拭えず、その結果としての悲劇であった事は我々国民も正しく理解する必要があるでしょう。

又、警察当局は現職の幹部官僚らの身辺警護を大いに強化している様ですが、恐れながら我々の血税を投じるからには、その態勢は必要にして効果的な範囲に留められるべきであると強く思います。
容疑者はまだ背後関係を語っていないものの、単独犯の可能性もあり、警護についてはそうした状況も見極める必要もあるかと愚考する次第。
又、OBの警護まで同様に行うのは如何なものかとの思いもありますね。
民間の警備会社に依頼する方法もありますし、民間人であるとの区別はしても良いのではとの印象もあります。
何よりも民主社会と言うのは「自分の身は自分で守る」が基本のはずですから、公人と私人はそうした区別があって良いと私は思います。その事が「生命の平等」の観念に抵触すると言うのは当たらないと思います。*(日本)*
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