Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大型車の違法走行事故に思う事

2007-12-27 23:58:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今年2007=平成19年も遂に終点が見えて参りました。昨年に続き、今年も本当に大きな事件事故の多い1年でした。

犠牲者こそ減ったとは言え、相変わらず交通事故も頻発しています。その中で特に、大型トラックなどの違法な荷積みなどによる走行事故が社会問題化している様です。

先月だったかも知れませんが関西地区にて、走行中の大型トレーラーが積んでいた鋼鉄製大型部品がトンネル入口に引っかかり落下、対向して来た大型トラックを直撃し、ドライバーが落命されました。まずは一言、哀悼の意を表します。

大型トレーラーが搬送中の鋼鉄部品は、道路交通法による規制寸法をかなり超過していた為にトンネル入口にヒットしたもので、事前にドライバーを初め、関係各位が道路法規を把握しておれば防げたはずでした。
今朝の報道によると、こうした法規を運送業者や運転に携わるドライバー諸氏が良く理解把握しておらず、その為こうした悲劇がしばしば起きている由。

最近行われた大型車検問の結果では、警察の検分した20台中実に6割に当たる13台に違反が見られたとの結果が出ています。
大型の積荷を運ぶトレーラーは道路交通法による走行に関する規制が大きく、時間帯により走行が禁止されたり、可能な場合も誘導車両を伴走させるなどの措置が義務づけられていますが、許可に日数を要したり、コストなどの関係から正しく履行されていないケースがかなりの数に上る様です。

違反が多発する背景には、行政による走行許可に日数を要し過ぎる問題があるのは事実です。
現状では業者による許可申請より1ヶ月から数ヶ月を要するケースもある様です。
又、国の状況把握の対象外である都道府県や市町村の道路についての情報も、十分な伝達ができているとは言い難い現状がある様です。手続き処理の迅速化が求められます。

又、こうした問題の解決の為には、国と地方が国道以外の道路情報をもっと共有し、地方道路でも大型車の通行に支障のありそうな箇所の情報を積極的に開示してドライバーに注意を促すのが行政の使命でしょう。
又警察も、交通警戒に当ってはこれまでの取締りの方法を変え、大型車の積載重量や積荷寸法の超過のチェックなどを追加すべきでしょう。もし、落下する様な事があれば、周囲を走る車の乗員の生死に関わる事になりかねないからであります。

各位ご存知の今秋以来の燃料高騰などもあって、運送業界は苦しい経営を迫られているのは事実ですが、「安全は全てに優先する」真理は絶対に尊重されるべきであり、その為に各位の強い姿勢が強く望まれる所。同様に車で道路を通る我々の安全をも脅かしかねないだけに、確実な実行を願いたいものですね。*(注意)*

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