各位お早うございます。当地名古屋は雨の朝。南方を台風第14号が通過中の由で、これから午後にかけ、雨脚が強まりそう。南西の奄美群島程のダメージはないにせよ、大過なきを祈りたい所であります。
今月中旬より約、2週間に亘り当地にて開かれた生物多様性条約締約国会議 COP10が、医薬品などを初めとする生物資源利益の、先進国と新興国の配分のあり方を取り決める国際規定「名古屋議定書」と、環境の生物多様性をどう守って行くかの方向性を定める「愛知ターゲット」を採択し、今朝早く無事閉幕した。
既報の様に、生物多様性保持へ向けた環境保全のあり方は、先進国と新興国とで利害の対立が目立ち、その調整と意思統一は決して容易ではなかったと思う。前述の両合意文書は、会議の最後に我国政府によって準備され提案されたもので、終了間際にギリギリで間に合ったかと言う感じ。まあ、関係各位の面子を守るとの一面もあったのだろうが、200に近い世界各国、各地域の、色んな命を育む環境を守る為の合意文書を取り付けた、日本政府関係各位のご尽力を一言労っておきたく思う。
今は、政権党による行政事業仕分けの真っ最中。これまで闇に閉ざされていた国家予算 特別会計のあり方に切り込んだ姿勢は一応評価して良いだろう。ただ、対象となった多くの行政組織にて、これまで見えなかった多額の隠れ借金の実態も露見、これからの財政のあり方に大きな問題を投げかけているのも事実。この問題については、小沢民主党幹部の政治資金問題と合わせ、又次回にでも触れる事と致しましょう。今月の拙ブログは以上。ラタ、マイ月・・。