Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

虫と鶯~春への胎動

2005-03-06 15:27:00 | インポート
今日は軽めの話題に触れようと思います。
昨日は二十四節季の1つ「啓蟄」。
地中で冬眠していた虫が地上へ出て活動を開始する意味です。記事を書いていますと、どこからともなく「ラジオ体操」の軽快で爽やかなメロディーが聞えて来る様な気がします。地上へ出た虫達が、これからに備えて準備運動でもしているのでは・・・笑。あ、これは勿論冗談ですが。
実は私の一部の交信仲間に、大変虫の苦手な方々がいらっしゃいます。小学生の頃、19世紀フランスの偉大な生物学者、ファープル博士の「昆虫記」に親しんだ私としてはちと残念なのですが、虫の話は当HP「トイレの雑記帳」にでも譲る事とします。
さてもう一方の主役である鶯は、近づく本番に備えて発声練習に勤しんでいる様です。
既に本州の一部地域では鶯の初鳴きが確認された由。「まだ鳴き声は上手くない」とは地元のある方のコメントです。
まだ気温が低めの昨今ですが、どうも今週後半の雨が季節の分かれ目になりそうな感じ。これで本格的に春到来になるのでしょうか。
私にとっても悲喜こもごもの春となりそうですが、詳しくは追々触れて参る事と致しましょう。*(梅)*


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その時、検察が動いた!

2005-03-05 01:29:00 | インポート
一昨日の事ですが、私鉄大手西武グループの総帥、堤 義明コクド前会長が証券取引法違反容疑(西武鉄道株の名義偽装事件に係る有価証券報告書の虚偽記載及びインサイダー取引)で東京地方検察庁特別捜査部に逮捕されました。
関東の大私鉄、西武鉄道の上場廃止を避ける為、その有価証券報告書に大株主コクドの保有数を少なく虚偽記載、提出していた模様。同時にこの事実を隠したまま同社保有の西武株を売却した所謂インサイダー取引の嫌疑もあります。
問題にすべきは、こうした違法な操作が1957=昭和32年頃よりほぼ半世紀に亘って続けられていた事でしょう。会社乗っ取り防止目的であった様ですが、もう1つ、創業者の遺産の相続税対策だったとも言われています。「ワンマン」「独裁的」で知られた堤前会長の個人商店的グループ経営には絶えず不透明さが付きまとい、又側近やグループ各社の社員が率直に意見できない環境もあった様です。検察にはこうした実態の解明を望みたい所です。
不動産ブームに乗って急成長した西武グループ。バブル時代の最盛期には「リゾート王」と呼ばれ、堤前会長は米国の経済誌に「世界一の資産家」として取り上げられた事もありました。
しかし昨年、大物総会屋への利益供与問題が発覚、そして改正「社債等振替法(上場企業を中心に、株券を廃止してペーパーレス化、取引を電子化する)」施行により偽装名義株の処理を迫られ、これらが「西武グループ」の凋落へと繫がった様です。
「会社の常識が社会の常識からはずれていた」。事件に巻き込まれ、自殺してしまった関係者の言葉です。正にこの企業集団の現状を象徴していると思います。又国税当局も、資産についての税務処理の調査に着手する由。こちらの方も徹底を願いたいものです。*(注意)*
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民の声は天の声

2005-03-01 23:54:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!
弥生3月もどうか宜しくお願い致します。

昨日、私の地元愛知県知多半島の美浜、南知多両町の合併話が住民投票の結果、白紙撤回される見通しとなりました。
もうご存知かも知れませんが、今回の合併により誕生が予想された新市はその名称が物議を醸しました。
何と「南セントレア市」・・・。皆様、この名称をどうお感じになりますか?
折りしも近隣に開港した中部新空港にあやかって両町の合併協議会が独断専行で発案し、双方の町議会にて全会一致の支持を取り付けたものの一般公募によった訳ではなく、そこにはやはり、地元町民の意思が反映されていなかった事になるのでは・・・。
両町の合併は当初、来年2006=平成18年3月に予定されていましたが、新市名が明らかになると直ちに地元、そして全国から批判の連絡が多く寄せられた由。
主な理由は「地元の歴史に沿う名称でない」「日本の地名に横文字は如何なものか?」等々。いちいちもっともであると感じると共に、現代人の感覚も思いの他健全にして捨て難いな、と思わされたものでした。
これを受け、合併協議会もその賛否を問う住民投票と名称についてのアンケート調査を実施。結果は投票総数約27000票中ほぼ7割が合併に反対。新市名についても、アンケート回答総数約22000件中ほぼ半数が「合併するとしたら南知多市」を選択。南セントレア市は全体の1割にも満たない結果となりました。
私はこれまで、余り住民投票と言う制度を必ずしも前向きに評価していた訳ではありませんでしたが、今回の投票結果を見て少しは考えを変えた方が良いのではと思う様になりました。
地元の方々、中々どうして高い見識を持っていらっしゃいます。横文字の地名を認めれば、それなりに地元経済活性化に役立つのは事実でしょう。しかしながらそうした事に目を奪われる事なく地元の歴史、伝統文化や慣れ親しんだ物事を尊重し、目先の事に流される事のなかった結末を、心より敬愛したく思います。正に「民の声は天の声」でしょう。
こうした真に日本人に相応しい見識と選択が、地域を越えて全国に広まってくれれば、と今は願っております。*(日本)*




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