Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

ネット右翼考~我が文化論

2006-11-11 10:51:00 | インポート
各位お早うございます。遅い朝の訪れ。
今朝の当地は雨。この後風雨が強まる予報が出ており、1回は外出が必要なこれからにとり、ちと憂鬱な所です。明日以降は更に一段の冷え込みが予想される様ですね。
お互い風邪などには留意した方が良さそうです。

さて今日の題目は「ネット右翼」。
1億を優に超える我国の人口の内、届け出などで判っているだけで10万を超える方々が国粋思想を持つ、所謂右翼関係者としてその方面の活動に従事していらす様です。
週末に市街地などで良く見られる、濃色の大型街頭宣伝車にて活動する「行動右翼」、講義講座などで思想教育活動を主に行なう「理論右翼」、そして一般市民レベルにて、こうした方面の思考に傾倒する「心情右翼」等等。特に「心情」組は昨今良く普及したインターネットの使用者にも多く、この方々が所謂「ネット右翼」と呼ばれている様です。身分職業は実に様々。
ごく普通の会社員や公務員と言った所も少なくなく、先日接した雑誌記事によれば、夜の華と呼ばれる女性飲食店関係者にも、こうした思考の方々が多くいらす様ですね。

かく申す私も、そうした傾向を帯びているのは認める事と致しましょう。
我国の国家、その文化的支柱たる皇統、そして靖国をも含む日本神道は最大限の尊崇と特段の配慮を受けるべきであり、そうした上での強固な平和指向を築くべきとの基本姿勢であります。
欧米的、取りも直さず狩猟民族的側面より立ち上げられた日本国憲法の有する制度的文化は我国にとっては限定されたものであり、平和条項たる第9条そのものは人倫的配慮より最大限の尊重をされるべきとは思いますが、続く自由に関する諸条項は、前述の我国固有の文化的尊厳を超えて存在するものではないと信じます。その事を一歩でも超える事共は日本人にとって有害な「放縦」であり、健全な自由とは区別されなければなりません。

我国一般社会の現状を拝見していますと、この辺りの事をきちんと区別する節度と見識が大きく欠けていると思います。その事が殺人や児童虐待、医療や公的組織の不祥事、そして社会不安から来る出生減へと結びついていると強く思うのです。
背後には「第4の権力」たる自覚のないメディアや企業のコマーシャリズムによる人気取り優先の、極めて無責任な情報の取り扱いが大きな一因として存在すると私は見ています。

我国の右翼人口・・・それは一説によると、こうしたネットによる賛同者をも含めると、1000万人とも2000万人とも言われるとか。
各位にとっては予想外の多さかも知れませんが、世の中の責任感薄い不健全なあり様が、こうした種族を増殖させてもいるのです。そのまま放っておけば戦前がそうであった様に、あるいは本来本当の大義に基づくもの以外は容易に許されるべきでないテロリズムの安易な容認に繋がり、やがて大きな社会不安を招き、1度手にした自由を失う結果となる事でしょう。
やはり「守る努力」を怠れば、享受する資格も失うと言う事でしょう。*(日本)*
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変革~我が文化論

2006-11-08 07:50:00 | インポート
各位お早うございます。今朝の当地は晴れ。ただし大いに冷え込んでいる様です。
これから年末、そして年明けにかけ、ひょっとすると昨年末の様に、厳冬となる前兆なのかも知れません。正に油断禁物ですね。
そう言えば昨日、北海道の道東にて竜巻が発生、複数の犠牲を生じる大きな被害をもたらしました。亡くなられた各位のご冥福をお祈りすると共に又被災地に対し、一言お見舞い申す事とします。

さて中央ではこの所、教育の憲法こと教育基本法の改正をどうするかで大いに揺れている様です。
確かに終戦直後に制定施行されて以来、ほぼ60年間一字一句の見直しさえ行われない現状、行なってはならないと言う風潮は、同様に全く見直される事のない日本国憲法同様異常にして不健全と言える状況であり、見直しを目指す安倍政権には、何とか妥当な突破口を見出す努力を願いたい所です。しかしながら先日、この努力に冷水を浴びせかけない遺憾な出来事が発覚しました。

自由民主党が主催する同内閣の市民参加会合、タウン・ミーティングの席上、教育基本法改正を支持する発言をする様事前工作が行なわれていた由。事実とすればこの所業は如何なものかと思います。
この会合は立場の如何を問わず、参加者に自由な立場より発言を促し、各方面の見方を突合して今後の政策に生かして参るのが本筋でしょう。今後この様な工作が罷り通るとすれば、それは戦前の翼賛政治にも通じる心理であり、議論を行なう意味自体が死滅してしまうと共に、結局は我国の制度文化を鍛錬して強くして参る事もできなくなってしまいます。

勿論、強い対案を打ち出す事なく反対の論陣を張り続ける野党の姿勢にも問題はありますが、私も憲法共々教育基本法の見直し自体は心より支持しており、前述の様な小細工をする事なく堂々と改正への議論を深めて頂きたい。この改正への取り組みは、安倍政権の云わば誇りを込めた自信作のはずであり、こうした会合に際しても小賢しい考えは捨て、断固正面から真っ直ぐ進む精神にて臨んで下されたいものであります。*(日本)*

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連休~我が文化論

2006-11-05 17:08:00 | インポート
思えば一昨日より今日まで、今年最後の3連休だったんですね。私のこの期間は昨日まで勤務先行事による臨時出番だった為、休日は本日のみ。3日共晴天に恵まれたのは、連休だった方々を含めてまあ良かったのではと思います。
所で我国の祝日は近年、3連休となるケースが増えましたね。

1948=昭和23年制定の「国民の祝日に関する法律」が丁度50周年に当る1998=平成10年秋に改訂され、従来1/15だった「成人の日」が1月第2月曜に、10/10だった「体育の日」が10月のこれも第2月曜に異動、所謂「ハッピー・マンデー構想」の具体化であります。更に2003=同15年頃よりは、従来7/20だった「海の日」と9/15だった「敬老の日」がそれぞれの第3月曜に異動となり現在に至っています。

曜日指定の国民の祝日は、主に欧米にて主流となっている様で、目的はやはり3連休を多く確保する事にある様です。尤もフランス共和国を中心に彼の地では特に夏場の長期休暇、所謂バカンスが良く普及していますので、必ずしも必要性が高いとは言えない様な気もしないではありません。

振り返って我国の休暇の現状はと申せば、まず夏季の長休は一部の大手企業を除いて一般的ではありません。伝統的に休日の多い盆の期間でも短ければ2~3日、長くても1週間が関の山でしょう。中小の非製造業を中心に、祝日法の暦上は休日であっても、多くは実態が伴っていないと言うのが実情でしょう。
勿論必要な休日休暇は確保すべきであるのは論を待ちませんが、暦の方が理想論ではないかとの見方も本音としてはありますね。

数年前ご逝去の随筆家、山本夏彦さんは「3連休が増えると言う事は、その前後の平日に仕事の分量が増え、負担が重くなる事も考慮すべきだ」とされ、3日以上の連休の増加は慎重を期す様主張なさっていました。その事は少なくとも半分は正論でしょう。
特に9月の「秋分の日」に近くなってしまった「敬老の日」に係る3連休の後の平日の状況が俄然忙しくなっている様である事が、それを裏付けていると思います。

3連休の増加は、レジャー関連業界の強い意向を受けての措置であるとされますが、本当に国民的合意が得られていたかは疑問符のつく所。土、日曜の休日すらままならない多くの方々の事をも考えた、もう少し我国の実情に合った対応を願いたいものであります。
ただ、その様な中にあっても、猛暑にて体力を消耗し、仕事の効率も低下する夏季の休日については、現状よりもう少し増やす考慮がなされても良いのではと思いますね。*(日本)*

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晩秋へ・・・

2006-11-04 07:22:40 | インポート

各位お早うです。11月も当ブログを宜しく願います。

今秋はこれまで、特に日中の気温が高めにて推移し、気象庁による長期気象予報にても、今冬は暖冬ではないかとの見方が出ているのはご存知だろう。

ただ、日照時間の縮小もあって、朝晩はさすがに冷え込みの兆しも見え始め、又冬場の気象の鍵を握る偏西風も、昨年に引続き蛇行しているやに聞いている。つまり、再び厳冬の可能性も捨てきれないと言う事だ。

これからは当地も紅葉の見頃を迎えるが、やはり山間へ行っては当表日記にても記した様に、熊出没の問題共々、低温による道路凍結の心配もした方が良いかも知れない。

秋は年の瀬同様、飲酒の機会も結構多い。我が勤務先は今、秋季行事の真っ最中だが、現場トップの業務部長は昨日の朝礼にて「飲酒をする者は絶対に自家用車に乗るな」との厳しい訓示を出していた。

今夏以降、特に大きな社会問題となった飲酒交通事故対策が、ようやく身近なレベルにまで達した訳で、こうした「うるさい話」は是非継続して頂きたい所。

そう言えば我が愛車もタイヤ交換の時期を迎えた。路面凍結に備える為にも、年末までに対応すべく、今お買い得品を物色中である。

Dscn1925

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熊問題~我が文化論

2006-11-02 07:46:00 | インポート
お早うございます。11月もどうか宜しくお願いします。

今年の我国内の大きな社会問題の1つに、中部の山間を中心に多発した熊による人身事件が挙げられます。
この年初より既に120件以上発生し、判っているだけで5名の方が落命されています。
事件の半数近くが住宅地や集落など、人里近くと言うのも、今までにない一面です。
最早「ある~日、森の中、熊さ~んに、出遭~った・・・♪」などと呑気に歌なぞを口ずさんではいられない状況であるのかも知れません。

熊はこれまで、我が地元の愛知県には分布しないとされて参りましたが、昨2005=平成17年に三河山間部にて歴史上初めて棲息が確認され、住宅近くにも出没するやに聞いており、同じ県下の我々も油断ならない状況となって参りました。

熊出没の原因・・・主な所はやはり、熊本来の住居たる山間の乱開発にあるのではと思います。ダムの構築、諸施設の建設、そして自動車道の開通等々・・・。
どうしても止むを得ないプロジェクトはとも角、中には重要度に疑問符のつくそれも少なくなく、そうした事共による奥山と、人里との緩衝地帯の役割を担って来た里山の、これも宅地開発による激減、更に生活ゴミの不始末が、熊を人里に呼び寄せる結果となっている様です。
又、郡部の少子高齢化により、狩猟人口が大きく減った事も影響していると言われます。

皮肉にも熊事件の被害者の多くは高齢者や小児と言った、交通事故の被害者となり易い、所謂交通弱者の年齢層と一致します。
この事も、熊問題と向かい合う上でのヒントとなりそうです。
とまれこれからは冬眠に向け、熊は1年で最も多くの食糧を必要とする時期とか。
我々も山間へ出かける時は、大きな音を出せる器具を持ち歩いたり、危険箇所を避けるなどの自衛策が求められそうです。
その事を対処療法に、国土の利用のあり方がこれで良いのか、国民的な見直しの取り組みの問題を、熊達の出没は提起している様な気が致します。*(注意)*
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