Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

海自の韓国観艦式不参加はやむなき事

2018-10-05 21:17:22 | 国際・政治

改造された安倍内閣にて 新任の柴山昌彦新文部科学大臣が、記者会見の席上の質問答弁中 教育勅語が徳目教育などに応用できる価値を認めた様な箇所があったとして、一部野党の反感を招いている様だ。一部とは左派の事だが、これは反感を主導している日共の事情だろう。某日共衆議だったと思うが「教育勅語は、きちんと研究してから評価せよ!」と文句をつけたとかだが、それは真に受けられないだろう。

日共は、日本国憲法改正の問題に際してもそうだが、教育勅語の部分再評価にしても「議論さえ認めない」姿勢を崩していない。これはもう 未来永劫改まる事はあるまいて。結局、皇統を象徴に頂き、独自の平和と宥和の道を行く 正統的な日本及び日本人と、日共に代表される 共産勢力の共存は不可能で、どちらかが消滅しなければ埒が空かない質のものだろう。ではどちらかと言えば、祖国日本の独立と尊厳、国民市民のより真に近い福利の為を考えれば、自ずと答えは導き得るだろう。

批判という事に限るなら、頭から全否定の志位日共委員長より「ここでのこの状況では やや軽かったのでは?」とした玉木国民々主代表の方が、まだマシな姿勢といえるだろう。又 教育勅語の一定再評価は、先頃までよく追及された加計問題などで 野党がさんざ利用した 前川喜平・前文部科学事務次官も言及の履歴があり、その事を弁えた上での反応なのか?甚だ疑問である。

前置きが長くなった。謝 本題です。大韓民国・済州島(ちぇじゅど)にて 10/11木曜開かれる国際観感式に、海自艦船を参加させない決定がなされた。韓国政府より、自衛官旗たる旭日旗の掲揚を「戦犯旗」であるとして自粛する様 要求があった事を受けてのもので、不参加はやむなきと心得る。ここは、海自の判断を尊重したく思う。1998=平成10年と 2008=同20年の 同国にての観艦式では、旭日旗の掲出が認められながらの「変節」は、親北指向の文 在寅(むん・じぇいん)政権の方向によるのかも知れないが、一方で自衛艦旗は 国際法及び自衛隊法の規定に基づき正当に海自艦の標識として認められたものでもある。いかな歴史的経緯があるにせよ、大韓民国だけの都合で変えられるものでもない。以下、新旧の関係各位のお言葉を載せておく。

河野克俊・自衛隊統合幕僚長「海上自衛官にとって、海自艦旗は誇りとしての旗だ。降ろしていくことは絶対にない。自衛艦旗については 法律上、規則上掲揚することになっている」

村川 豊・海上幕僚長「自衛艦旗の掲揚は、自衛隊法などの国内法令で義務づけられている」

故・吉田 茂元総理大臣「世界中で、この旗を知らない国はない。どこの海にあっても 日本の艦(ふね)であることが一目瞭然で誠に結構だ。旧海軍の良い伝統を受け継いで、海国日本の護りを しっかりやってもらいたい」

つまり海自は、法令に則って当然の事を実行しているだけなのである。現行の旭日旗も、大韓民国の国民サイドからはそう見える可能性が捨てきれないにせよ、これは内外の法令をクリアしての定めであり、一国のみを例外扱いや特別扱いすべきものでないのは当然だ。どうしても受け入れられないなら それは不参加以外に選択の余地はなく、過去に認められた事もあるだけに遺憾ではあるが、此度の決定はやむを得ないだろう。

他方面では、大阪市と米サンフランシスコ市が、所謂「慰安婦像」建立の問題などが原因で、姉妹都市提携解消を決めたという。こうした事象を含め 日韓関係は大変厄介だが、海自は、関連して行われる会合などには幹部出席の意向とされ、隣国と余計なしこりを生じる事なく、必要な協力は上手く進められる様 万事配慮をお願いしたい。これは、大韓民国に限った事ではないかもだが。今回画像は先年夏訪れた、新潟県柏崎市内の日本海の様子。手前の線路は JR信越線。大韓民国政府は、ここ日本海の呼称にも文句をつけており(同国呼称「東海=とんへ」併記の要求)これも又 困った所でありまして。P.S 遅れましたが、以下に関連記事をリンク致します。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000580-san-kr

  

 

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本庶特別教授のノーベル賞受賞に寄せて

2018-10-02 21:29:01 | 社会・経済

2018=平成最後の 10月も、拙ブログを宜しくお願い致します。先月来、秋雨前線の活発化や頻発する台風襲来で全国的に風水害が相次いでいる。特に遺憾なのは、当地東海地方東部・静岡県下の都市部をメインに発生した大規模停電だ。一昨日午後の発生では ピークで数十万戸への送電が止まり、二日を経た現在も十万戸以上が復旧していないという。交通信号の消灯も数百か所を数え、今日に至っては遂に重傷の方を伴う大事故まで生じた。電力業者が早期の復旧に全力をあげるべきは当然だが、国や県他の自治体も その援護に尽力すべきだ。病院などでは腎臓透析が困難となるなど、交通面と共に 命に関わる事態となる危険性もチラ見えし始めているのだ。事は一刻を争うといっても過言ではない。

その様な状況下、良い報もあった。今年のノーベル医学・生理学賞に、画期的な癌(がん)治療への取り組みが評価された 本庶 佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授が選ばれた由。まずは、この栄誉を心より称え、祝意を表す次第である。一般には 2014=平成26年秋に認可され、使用が始まった画期的な癌治療薬「オプジーボ」生みの親と紹介致した方が、早いかも知れない。

詳細は、末尾リンクのネット記事に譲る事とするが、本庶特別教授は、京都大教授だった 1991=平成3年、免疫の中心的役割をかるリンパ球の一、T細胞の表面に存在する蛋白質 PD-1を発見。その後重ねられた動物実験などで、この蛋白質が免疫の働きを抑制している事が明らかになり、免疫についての 海外の専門家見解などの論拠も得て 1999=平成11年に発表されたもの。T細胞や、その表面のPD-1を抗体などで適切に操作する事により、癌増殖や転移などを抑制できる可能性があるという。こうした経緯を経て開発されたのが、高い評価を受ける治療薬「オプジーボ」であるという事だ。

本庶特別教授は「(正しい)疑いを抱く事の大切さ」を強く主張される。正にお言葉通りであり、あらゆる物事は一面ではない。本当に真実か、適切か、己の目で確かめる努力をすべきとの所は、ともすれば我々が忘れがちな心がけだ。それは同特別教授のご活躍分野、自然科学の世界だけでなく、あらゆる政治社会や文化面にも、程度の差こそあれ 概ね当てはまる事だろう。更に極言すれば、一定は性悪説を取る事も辞さずという事だろう。特に、企業などの経済活動や宗教の世界では、不正や不正義などあるはずがないとする 性善説が幅を利かせて来た。外国人多数の流入もあり、以前より明らかに治安の悪化した現代社会は、もう性善説オンリーでは立ち行かない。その問題を考える時、本庶特別教授のお言葉は、改めて我々に「これから」と向き合う姿勢の輪郭を教示下さる事と思う。

提言を一つ。今 学術界は学科を問わず、予算確保に苦労されていると聞く。同じ医療分野で、あの IPS細胞の開発で多大な貢献が認められ 先年ノーベル賞を受けた山中伸弥教授でさえ、例外ではないらしい。その一方で、主要企業には 数百兆円とも言われる膨大な内部留保が眠るとされる。この内の何分の一でも良いから、政治力ででも、学術面への投資とかはできないものだろうか。

安倍政権も、内閣改造や内外の難題対応など大変は分かるが、放置すれば我国の学術は後退し、ノーベル賞と全く無縁の事態さえ招きかねない。是非とも政治課題にして頂きたい。上手くすれば、日本学術会議が表した 軍事研究不関与だって実現可能となるかも知れない。それこそ、企業レベルで取り組めば良くなるかも知れないではないか。

同じ医学生理学の分野では、かねて社会問題化している風疹の流行につき、ようやく感染の有無を判定する 抗体検査の全額公費化が決まった。妊娠初期の女性が罹患すると、生まれる新生児に 悪くすると心臓他に大きな支障が出る懸念があるとする。この様な場合、以前の観念では女性の心がけの不良の様に言われたものだが、風疹患者の大部分は、実は大人の男達なのである。この連中の防疫意識は甚だ低く、相当に感染症が流行っても「己だけは大丈夫」との錯覚に嵌り易いのも厄介だ。

妻帯し、家族への配慮から ようやく既婚者の予防接種が上向き始めた所とかで、特に厄介な独身者への対策は、ほぼ手つかずのまま。今度こそ、公費でできる抗体検査を徹底啓蒙し、男達の受診レベルを上げる必要があろう。「予防接種を受けなければ厄介な事になるぞ」と医師の方から強い言葉で諭されれば、この連中も 少しは考えを改める可能性も高まるだろうから。今回画像は、先月来の秋雨の折 当地北郊 JR尾張一宮駅で迎えた、上り貨物便の様子。今夏の西日本豪雨水害により、西方の山陽線が不通の為、起終点を変更しての運転。先頭を行く旧国鉄電機は、今や女性や海外の愛好者までが追っており、この日もその姿が認められたものでした。 https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-lif1810010037.html

 

コメント (2)
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