線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

魚津市街地を歩く

2020年11月22日 23時04分49秒 | 家並み

富山県魚津市が何だかよくて、出かけるのだが、案外市街地を歩いたことがなかった。今回は城下町側を歩いてみる。

まず、電鉄魚津駅前に車を停めて歩き出す。すると何だか明るい雰囲気の通りだ。その名も新宿だ。

何で赤い柱があるのかな…と思いながら歩いていると、その謎がすぐ解けた。

伏見稲荷魚津大社だ。

何気ない路地裏を入ると見えてくる。大社とはいえども、それほど大きくはない。しかし、伏見稲荷だけに荘厳な雰囲気は感じられる。

さて、何のあてもなくふらつくと、川のある風景にぶつかる。

これは神明川。川の両側には歩きやすい雰囲気となっていて、散歩にはもってこいの感じだった。これを海方向に進んでみる。

おー!新宿に続いて、銀座もあるぞ( ´艸`)

さて、さらにふらつくと、魚津神社にたどり着く。

もともと神明社だったそうだが、昭和31年の魚津大火後に、5社の神社を統合して魚津神社となったのだそうだ。6月には「しんめはんのまつり」と呼ばれる春季例大祭は富山県東部随一の露店が立ち並ぶまつりだという。これも訪ねてみたいな。

 

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旧保福寺街道浦野宿の街並み

2020年08月15日 12時07分23秒 | 家並み

上田市も西部、青木村に続くあたりの浦野川沿いに浦野地区がある。かつて、上田城下から保福寺峠越えに松本城下とをつなぐのが保福寺街道(松本街道)だ。

 

かつての浦野宿は当地域の経済の中心地でもあったようで、国道143号線開通まではかなり賑わったようである。

途中、鍵の手になっている箇所がある。

宿の中ほどには高札場もある。

上田市民でも、まだまだ訪ねたことのないところがいっぱい!

 

 

 

 

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旧北国街道沿いの街並み~上田市岩下

2020年08月13日 17時02分50秒 | 家並み

上田市も東部の岩下地区は古い歴史を感じさせる場所。上田市民なのにあまり訪ねたこともなかったが、ふと散策してみた。岩下は千曲川沿いで、神川下流。今でも旧北国街道の道路はかなりせまい。しかし、何ともいい雰囲気を醸し出している。

 

まず、岩下公民館の駐車場に停めさせてもらう。その裏手には伊波保神社がある。「伊波保」は「いはほ」⇒「いわお」。案内板によれば、岩下地区東端、岩穂にあったものを水害のために当地に遷したのだそうだ。

裏手には双体道祖神像があった。

んん!?これ見覚えがある!高校卒業後、上田市内を原チャリで走り回ったとき、ここに寄った記憶が蘇ってきた。何年前だろう。

さて、街道沿いに歩いてみる。

格子戸を残すお宅が残っている。

ちょっと北側に入ると、天神宮(天満宮)がある。ここへは来たことがある。当地ではかなりの巨木である天神宮の大ケヤキがあるのだ。

これは岩のようなごつごつとした幹と根元。落雷があったとみえて、若干の空洞があるが、かなり逞しい大ケヤキだ。

街道沿いを歩くと「明治天皇岩下御小休所跡」の碑が目に入る。

明治11年、北陸東海両道御巡幸にお出になられた明治天皇。当地の尾崎惣作邸で御小休されたのだという。こんな歴史があったことすら知らなかった。

さて、ここから千曲川の方へ下ってみる。「観音様」の表示を進んでみると、福聚山無量庵という小さなお堂があった。

こんな場所に観音様が安置されていたのだ。岩下の人々の信仰を集めたのだろう。

さらに千曲川の方へ下ってみる。すると「岩下清水」の表示があった。畑の間の道沿いの石垣の下の方から水が湧いている。

かつては生活用水として、飲み水、洗い物に使われていたそうだ。また、案内板をよく見ると「20m先にもある」と書かれている。さらに畑の脇の道を行く。

ここだ!二つに分かれた水槽のある水場だ。

水はかなり冷たく感じた。上田市にもこんな水場があったのだな…。

さて街道に戻る。

格子戸の家屋、青々とした松が印象的な姿を見せてくれる通りだ。まだまだ岩下を歩いてみると、古い歴史を感じさせる史跡がありそうだ。

岩下と言えば、上田八景にも挙げられた「太鼓岩」がある。

岩ではあるが、島のようでもある?実は対岸の小牧山が火山活動が盛んであったころの噴出物であったそうだ。この岩に千曲川の水がドーンと当たる音が太鼓のようだということで太鼓岩と名付けられたという。右側に柱のようなものが見えるが、古い写真を見るとここに吊り橋があったのだ。それも昭和5年頃だそうだ。やはり上田八景だけに、かつては遊び場であったようだ。

さらによく見ると、支柱には何かが引っ掛かっているように見える。おそらく2019年10月の台風水害の後なのかな。

 

夏のひととき、岩下地区をひっそりと散策してみたが、案外楽しかった。

 

 

 

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富山県黒部市生地の風景

2020年07月24日 20時54分34秒 | 家並み

名水の里、黒部漁港のある生地は、何とも魅力だ。

まず、魚の駅生地。

黒部漁港の様子。

生地の街の古い家並。

わたくしの好きな「皇國晴酒造」さま。

港町らしい雰囲気。しかし、今回は名水以外(笑)

生地の真骨頂は?名水と魚かな?いずれにしても、何度でも行きたい場所だ。

 

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富山県富山市岩瀬界隈

2020年07月23日 19時28分03秒 | 家並み

富山市東部の岩瀬地区。神通川河口に開けた場所で、江戸初期から日本海を行き来する北前船の寄港地として知られてきた。北前船廻船問屋が立ち並んでいた旧北国街道の家並みが近年知られるようになっている。

明治期に建てられた家屋も多く、倉の数々、酒蔵等が残っている。

当地の地酒「満寿泉」の蔵元。

古い銀行の建物も残されている。

ちょうど昼食時。御休処「政太郎」で一休み。

こちらも、古い家屋を利用した食事、喫茶処だ。富山らしく、氷見うどんと白エビかき揚げを注文。

静かなひとときを過ごすことができた。

 

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