今日はお休み。梅雨空の微妙な天気であったが、ドライブしてみようと思い立ち、行き先を考えた。
そうだ!八尾へ行こう!
どうしてそう思ったのか?とも思われるが、1日で松本へ行って帰れる県外として富山を思い出しただけである。
松本からは130kmほど。ナビでは3時間程度だ。ゆったり走っても、朝出て昼前には着くなー程度の計画で出かける。コースは安房トンネル経由で岐阜入り、平湯温泉、神岡町。そして富山に入って旧細入村。いつも通りのコースである。
八尾へ着たのは…6年ぶりくらいかな?回数としては4回目。しかも「風の盆」には行ったことはないし、正直富山や石川へ出かけたときに通過するときに寄った!という程度であった。
まず、町の中ほどの曳山展示館に立ち寄る。ここが観光のスタート地点かな。初代おわら保存会長・川崎順二像に出迎えられる。
平日でもあり、お客はまばらであった。それでもゆったりとした気分で見学した。ここは曳山メインではあるが八尾土産なども売られており、いい施設だ。ここでおわらの歌詞集、おわらネクタイ、その他細々したお土産を買ってしまった。ややミーハーな感じ。
さて、町を歩いてみる。人も少なく、いい雰囲気。会館でもらったマップを片手に歩いてみる。
「柳清水」という魅力的な通りへ行ってみた。清水はすでに見あたらず、涼しげな通りであった。
アジサイが梅雨らしい風景にマッチしていた。
途中、「高野」さんという老舗のそば屋で昼食。落ち着いた町だ。
さて食後は、川崎順二の「おわら資料館」を訪ねる。ここは民謡ファンは訪ねておきたい場所。さまざまな資料が展示されている。特に、川崎が八尾に招き、おわらの文句を作詞した小杉放菴の書がいい。
<八尾四季>
春 ゆらぐつりは志 手に手をとりて わたる井田川 春の風
夏 とや満阿たりか あのともしびは 飛んで行たや 灯とり虫
秋 八尾坂道 わ可れてくれば つゆか志ぐれか はらはらと
冬 も志や来るかと 窓押しあけて 見れば立山雪ば可り
他にも昔の書籍やレコード、おわら万葉集などなど、興味深い資料でいっぱいだ。
さて、その後は町中をふらつく。町のいたるところに、おわらの歌碑がある。
私ゃ野山の 兎じゃないが 月夜月夜に オワラ 会いにくる 【野口雨情】
やはり行ってみたいのは、日本の道百選の1つ諏訪町本通り。
こうして、風の盆でもないのだが、おわらを堪能しつつ、八尾の町を歩くことができた。
そしてもう1ヶ所行きたいところがあった。「大玉生(おおだもう)のカツラ」である。
前回、前々回に八尾を通ったときに、行ってみたのだが場所がよく分からず、2回断念した巨木だ。今回は何としても会いたいなと思い、曳山展示館の係の方にお聞きして、行き方をたずねておいた。これなら行けそうだ!
随分山の中まで進むようだ。そして前回、間違えた分かれ道を思い出しながら、更に山手へ進む。
あった!
案内通り、「桂の清水(しょうず)」の奥にある。
まず手前の清水を軽くいただく。
そして、カツラと対面。
これも太いね。カツラ特有の、幹が何本も取り囲むように生える姿は何だか神秘的。根元には水が湧いているのが分かる。またカツラ独特の、甘い香りで満ちている。何ともいい雰囲気。離れがたい思いを残しつつ、信州へ帰らなければならない時間になってしまった。
また訪ねたい町だ。
そうだ!八尾へ行こう!
どうしてそう思ったのか?とも思われるが、1日で松本へ行って帰れる県外として富山を思い出しただけである。
松本からは130kmほど。ナビでは3時間程度だ。ゆったり走っても、朝出て昼前には着くなー程度の計画で出かける。コースは安房トンネル経由で岐阜入り、平湯温泉、神岡町。そして富山に入って旧細入村。いつも通りのコースである。
八尾へ着たのは…6年ぶりくらいかな?回数としては4回目。しかも「風の盆」には行ったことはないし、正直富山や石川へ出かけたときに通過するときに寄った!という程度であった。
まず、町の中ほどの曳山展示館に立ち寄る。ここが観光のスタート地点かな。初代おわら保存会長・川崎順二像に出迎えられる。
平日でもあり、お客はまばらであった。それでもゆったりとした気分で見学した。ここは曳山メインではあるが八尾土産なども売られており、いい施設だ。ここでおわらの歌詞集、おわらネクタイ、その他細々したお土産を買ってしまった。ややミーハーな感じ。
さて、町を歩いてみる。人も少なく、いい雰囲気。会館でもらったマップを片手に歩いてみる。
「柳清水」という魅力的な通りへ行ってみた。清水はすでに見あたらず、涼しげな通りであった。
アジサイが梅雨らしい風景にマッチしていた。
途中、「高野」さんという老舗のそば屋で昼食。落ち着いた町だ。
さて食後は、川崎順二の「おわら資料館」を訪ねる。ここは民謡ファンは訪ねておきたい場所。さまざまな資料が展示されている。特に、川崎が八尾に招き、おわらの文句を作詞した小杉放菴の書がいい。
<八尾四季>
春 ゆらぐつりは志 手に手をとりて わたる井田川 春の風
夏 とや満阿たりか あのともしびは 飛んで行たや 灯とり虫
秋 八尾坂道 わ可れてくれば つゆか志ぐれか はらはらと
冬 も志や来るかと 窓押しあけて 見れば立山雪ば可り
他にも昔の書籍やレコード、おわら万葉集などなど、興味深い資料でいっぱいだ。
さて、その後は町中をふらつく。町のいたるところに、おわらの歌碑がある。
私ゃ野山の 兎じゃないが 月夜月夜に オワラ 会いにくる 【野口雨情】
やはり行ってみたいのは、日本の道百選の1つ諏訪町本通り。
こうして、風の盆でもないのだが、おわらを堪能しつつ、八尾の町を歩くことができた。
そしてもう1ヶ所行きたいところがあった。「大玉生(おおだもう)のカツラ」である。
前回、前々回に八尾を通ったときに、行ってみたのだが場所がよく分からず、2回断念した巨木だ。今回は何としても会いたいなと思い、曳山展示館の係の方にお聞きして、行き方をたずねておいた。これなら行けそうだ!
随分山の中まで進むようだ。そして前回、間違えた分かれ道を思い出しながら、更に山手へ進む。
あった!
案内通り、「桂の清水(しょうず)」の奥にある。
まず手前の清水を軽くいただく。
そして、カツラと対面。
これも太いね。カツラ特有の、幹が何本も取り囲むように生える姿は何だか神秘的。根元には水が湧いているのが分かる。またカツラ独特の、甘い香りで満ちている。何ともいい雰囲気。離れがたい思いを残しつつ、信州へ帰らなければならない時間になってしまった。
また訪ねたい町だ。