線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

飯田でラーメン!

2016年10月24日 22時42分01秒 | 食べ物
 今日は飯田市出張。飯田の市街地だったのでみんなで「上海楼」へ行った。

 飯田では名店の1つ。いつも賑わうイメージなので、会議のはざまの11:20a.m.早めに行ってみた。

 すでに結構混んでた!(笑)

 さて、地元の人に教えてもらって、はじめて餃子を注文。

 何だかモチモチとした食感。独特な感じで美味しかった!

 そしてラーメン!

 これだ!
 独特なストレートめん。美味しい!

 しかし、普通盛りであったのにかなりのボリュームだ!地元の人は、初めから半ラーメンと餃子にしていて、ちょうどよさそうだった。


 ああ…なつかしいお味のラーメン。出張中の束の間の楽しいひとときだった。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地酒〈苗場山〉

2016年10月17日 22時49分44秒 | 
 先日、新潟県津南町に出かけたとき、ご当地の名酒「苗場山」を買ってきた!

 津南町といえば名水龍ヶ窪の水が有名だが、やはりいい水に恵まれたところには名酒が醸し出されるのだろうか。

 蔵元は苗場酒造さま。

 国道沿いにあるので、すぐに分かった。

 この古い看板が印象的。

 かつては「瀧澤酒造合名會社」であったようだ。そして酒の名前は「不二正宗」。明治40年創業だそうだ。

 店内には取り扱われている数々の種類以外に、お酒に漬けたつまみ等も売られていた。

 そしてグラス。

 こういうのを見ると、すぐ手に入れたがる癖がある。新潟の酒を味わうよろこび!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越後・津南のそば、とみざわ

2016年10月16日 18時19分17秒 | 食べ物
 今日は久しぶりの行楽日和。新潟県は津南町のそばの名店、とみざわへ行ってみた。

 信州人としては信州そばのファンであるが、越後のそばも美味しい!

 まずサイドメニュー、雪国・新潟名物!舞茸の天ぷらから。


 そしておそば!


 何ともしっとりとしたそばだ。案外、そばが乾いてしまうものもあるが、こちらは本当にしっとりと、なめらかなおそばだった。


 ちなみに、新潟ではそばの薬味には「あさつき」が供される。

 普通に机上に置かれ、自由に皮をむいて、かじりながらそばを食べるらしい。信州そばにはない食べ方だ。

 ただ…あまり辛いモノが得意でない自分は…遠慮した。


 越後のそばを堪能した一日だった!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧国鉄越美南線・北濃駅

2016年10月04日 22時04分16秒 | 歴史
 岐阜にある長良川鉄道・北濃駅は郡上市白鳥町歩岐島にある。1934年(昭和9年)の開業で、もとは岐阜と福井を結ぶ「越美線」として建設されたが、結局開通せず、福井側の越美北線と岐阜側の越美南線とになってしまった。その越美南線の終着駅がこの北濃駅だ。

 白鳥おどりの帰りには、いつもこの付近を通っていたのだが、今回ふと立ち寄ってみた。かつては「ラーメン店」があったのだそうだが、現在は「花まんま」という食事処が営業されていた。

 現在は、美濃太田からの長良川鉄道の終着駅だが、越美線とは結ばれなかった越美南線は、この北濃駅で途切れている。しかし、かつては御母衣ダムや九頭竜ダムなどの建設資材の輸送のために活躍したのだそうだ。

 駅は素朴であり、何とも旅愁を感じさせる。

 しかし、地元郡上地域住民の足として、今でも現役だ。


 さて、この北濃駅には「機関車転車台」という施設が残されている。
 
 実は「旧国鉄越美南線北濃駅機関車転車台」として登録有形文化財なのだそうだ。

 その姿はこれ。

 これは、1960年代まで現役であった蒸気機関車のための施設で、転車台は明治35年(1902年)にアメリカン・ブリッジで製造されたもの。初めは岐阜駅に設置、越美南線が北濃駅まで開業した1934に移設されたという。直径15.4mの円形で、機関車の載った橋桁を手動で回転させる方式である。大井川鉄道にあるものに次ぐ古いもので、その評価も高いのだ。

 もう一つ、興味深いのが、この円形部分にたまっている水だ。

 実はただの水たまりではない。きれいな水が張っているのだ。このピット部分には湧水が注ぎ込み、さらに水路から農業用水として使われているのだそうである。
 名水、湧水の多い郡上地方らしく、山の清らかな水が、近代の鉄道文化遺産であるこの転車台に注ぎ込んでいる。何ともおもしろい場所だ。

 白鳥市街地を抜けて北上、この北濃駅あたりを過ぎると、徐々に山や谷も深くなり、やがては分水嶺であるひるがの高原へ向かう。しかし、何気ない場所にこうした近代遺産があるのは何とも興味深い。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八橋流筝曲演奏会

2016年10月01日 17時13分12秒 | 音楽
 筝曲といえば生田流、山田流等が思い浮かぶ。江戸時代の初期には《六段の調》の八橋検校が知られるが、八橋流筝曲そのものは知られることがなかった。ところが終戦後、信州松代の真田しんにより、伝承されていることが知らされたという。
 この真田家に伝承された筝曲は、長野市無形文化財となっているが、八橋流として真田しん、淑子親子の弟子たちによって、松代と東京で保存継承に努めてこられた。

 自分もその話は聞いたことがあったが、なかなか演奏を聴く機会がなかった。今年はじめて、その演奏会を聴きに松代文化ホールまで出かけた。


 出かけてみると、何と今年は第50回の節目の演奏会であった。


 演奏曲目は次の通り。

1 輪舌
2 菜蕗
3 梅が枝
4 天下泰平
5 あめつち
6 おおかみ三匹
7 さくら
8 うれしいひなまつり
9 扇の曲
10 四季の曲
11 ふるさと

5~8は松代小学校の琴クラブの子どもたち。
6は、古生田流。友渕のりえ師の特別演奏。
これ以外が、会員による演奏であった。

 八橋流の特徴として、琴爪の形があげられる。角爪の生田流、丸爪の山田流とは異なり、雅楽の和琴のように細くてやや長細い。そのため、座り方は山田流に近く、楽器に対して正面向きに座る。また出てくる音は、何ともやわらかな響きがする。
 
 こうした音楽が信州松代の地に伝承されて、真田しんにより復興、今日まで伝承されてきたことは、何ともすばらしい。また機会を見つけて、演奏を聴きにうかがいたい。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする