伊那のローメン

　伊那のローメンは、知る人ぞ知る伊那のB級グルメである。正しくは炒肉麺（チャーローメン）といい、マトンなどの肉と野菜を炒め、麺を加えた麺料理である。汁気の多いラーメン風なものと、ソース焼きそば風の汁気のないものがある。面は蒸してあり、独特である。

　伊那で有名なのは「萬里」と「うしお」だろう。


　まず「萬里」。


　市内入舟にある老舗。ローメンの発祥の地らしい。わたくしがかつて住んでいた箕輪町にも支店があったような記憶がある。


　これはスープが多めな感じ。食べ方はこんな感じ。



　続いて「うしお」。


　市内通り町にある名店。繁華街にあり、いつも賑わっている。


　これは焼きそば風。食べ方はこんな感じ。


　伊那谷以外ではあまりお目にかかれない、ご当地グルメ。自分も上伊那にいたからこそ、何となく味も分かる。たまに食べに行くと、懐かしい感じの味だ。

　たまには出かけたいね！



　

猛烈寒波！

　今シーズンは暖冬か？と思われていた。大変あたたかく、おだやかな正月であっただけに、この冬はどうなるのだろう…と思っていた。しかし…寒波が来た！　

　日本の上空に非常に強い寒気が流れ込んでいることから、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、西日本の日本海側から北陸地方を中心に、雪や風が強い状態となっているほか、九州でも積雪を観測しているとのこと。

　各地で、運転見合わせやダイヤ乱れが発生し、終日運転見合わせを決めた路線も多数あったそうだ。


　奄美大島では１００年振りの積雪だったとか。


　さてさて、明日は月曜日。通勤時はどうだろう。今日の長野県中部は、とりあえずのところほとんど雪はなかった。明日は大丈夫かな？




　

望郷の鐘～阿智村・長岳寺

　下伊那郡阿智村にある天台宗・長岳寺。当地、駒場にある古い名刹だ。


　この寺は武田信玄が戦いで病に倒れ、甲斐へ帰国の途上、駒場の地で亡くなり、その遺骸を安置したということで知られる。


　しかし、この寺にはもう一つ忘れられない人が知られる。先代住職、山本慈昭氏だ。



　敗戦間近に、国民学校の教師として渡満し、シベリアに抑留される。奇跡的に帰国するも、多くの子どもたちが、苦難を逃れようとしたものの、中国の地で亡くなったり、取り残されたことを知り、生涯を残留孤児たちの肉親捜しに捧げるのであった。


　特に、信州を代表する文学者、和田登著になる「望郷の鐘」の映画化により、注目されてきた。その鐘がこれだ。


　こんな碑もあった。


　境内には日中友好に関わるものが数々残されている。日中友好不再戦の碑、そしてお地蔵さま。




　阿智村には「満蒙開拓平和祈念館」もオープンした。こうした地を訪ねると、平和への思いを新たにするとともに、帰国者の方々の生き様に学び、自分たちの生き方を見つめ直す気持ちにもさせられる。

　

なつかしい味！

　今日は土曜日で新年会。長野駅前で、昼食時間の開催だった。
　終わったのが１４：００頃。二次会も済ませて、上田まで電車で戻ると、１６：３０頃。何か中途半端だ。夕食でもないが、少し「小腹がすいた」というやつで、ラーメンでも食べよう！ということにした。

　そこで、何年ぶりだろうか。駅前近くの「中華 モリタ」に寄ってみた。


　いや～懐かしいな。いつ来て以来だろう？今日は、うんと空腹ということでもなかったので「ワンタンメン」にしてみた。


　この味。何だろ、うまいのだ。

　今、巷にはラーメン店や中華の店は星の数ほどあるし、名店も多い。しかし、こういう老舗がいい。この魅力は何だろう。

　やはり「あー！モリタだ！」と思いながら食べるという要素も多分にあるのだろうか。とすれば、この味の魅力は、１年や２年ではない。長年の積み重ねなんだろうか。

　またうかがいたい「名店」の１つだ。



　

短く暖かい年末年始休業

　この年末年始休業は短かったな。１２月２９日（火）から１月３日（日）までの６日間。日の巡りが今一つだった（笑）

　御用始めは１月４日（月）。今週は何と５日も勤務せねばならない。せめて途中から始まって、２～３日で休みなら…などという小学生レベルの気持ちにさえなってしまう。

　それでも今年の冬は暖かい。気持ち悪いくらいだ。電車通にも辛うじて楽な気分。


　暖かさが続き、諏訪地方はこの冬は氷点下１０度まで下がる日がなく、「御神渡り」も期待薄のようだ。それに「寒天」もどうなのかな？

　今年の「寒の入り」は、本日１月６日だ。明日の朝あたりは冷え込むのかな？寒いのは辛いが、冬は冬らしく寒いのがいいのだろう。

　ちなみに今日、北朝鮮が「水爆」実験に成功したという、寒くて怪しいニュースが流れた。いや…寒いな。