今日、地元局の特集番組で、中山道を歩くみたいな番組をやっていた。女子アナウンサーに着物を着せて、宿場から宿場を歩き、名物を食し、街並みを見歩き、人々とふれ合うみたいな感じ。
中でも印象的だったのが「長窪宿(長久保宿)」であった。現在、小県郡長和町長久保。かつては長門町であったところ。ここで、かつて歌われてきた民謡に《長久保甚句》がある。
♪長い長久保(ヨーヨー) 板屋根造り(キーサー)
瓦ないから 来ておくれ(ハーイサッサー)
これは本調子の三味線に太鼓がつく。大変景気のいい曲だ。
今日の番組では、保存会の唄と伴奏、踊りが演じられていた。年代はそれほど若いという感じではないものの、こうして地元で歌われていることはうれしい。
ただ…節回しと三味線が気になるのだ。
自分が知っている《長久保甚句》はずっとテンポが速く、また三味線は即興的、太鼓も軽い。
今日聴いた節は、レコード調というのだろうか、いわゆる東京のプロ歌手のもの。しかし、かつての旦那芸的な雰囲気を知っていると、どうもしっくりこない。
かつての花街の雰囲気を伝える三味線を弾ける年代はおられない。
しかし、個人的にはそちらの方がお気に入り。せめて、地元だけでも、何とか復活できないものだろうか…。
中でも印象的だったのが「長窪宿(長久保宿)」であった。現在、小県郡長和町長久保。かつては長門町であったところ。ここで、かつて歌われてきた民謡に《長久保甚句》がある。
♪長い長久保(ヨーヨー) 板屋根造り(キーサー)
瓦ないから 来ておくれ(ハーイサッサー)
これは本調子の三味線に太鼓がつく。大変景気のいい曲だ。
今日の番組では、保存会の唄と伴奏、踊りが演じられていた。年代はそれほど若いという感じではないものの、こうして地元で歌われていることはうれしい。
ただ…節回しと三味線が気になるのだ。
自分が知っている《長久保甚句》はずっとテンポが速く、また三味線は即興的、太鼓も軽い。
今日聴いた節は、レコード調というのだろうか、いわゆる東京のプロ歌手のもの。しかし、かつての旦那芸的な雰囲気を知っていると、どうもしっくりこない。
かつての花街の雰囲気を伝える三味線を弾ける年代はおられない。
しかし、個人的にはそちらの方がお気に入り。せめて、地元だけでも、何とか復活できないものだろうか…。