線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

夕べは…

2006年12月29日 09時20分23秒 | 日々雑感
仕事納め。そして納会だった。
忙しくて苦しい職場だが、こんな日くらいはやはり年忘れとしたいものだ。
ビールしか飲まなかったが、何だか昨日の宴会はあまり記憶がない…。別に悪酔いしたワケでもないが。

しかーし!その一次会が終わって、外へ出てみると…一面の銀世界
ここのところ松本市では雪らしい雪も降っていなかったので、ビックリ!

道路ではノロノロ運転。タクシー乗り場も大混雑。ウチにたどり着くのに結構時間がかかった。


そして今朝は…まぶしいような朝。天気は悪くない。しかし雪があるだけで寒そうだ。さてこれから上田へ戻る予定。


これで2006年の日記は終わり。自宅ではネットがつながらない環境のため…。
来年もいい年であることをのぞむばかり。

こんな日記でも見ていただいた方々には感謝!


コメント (4)
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津軽おはら節

2006年12月28日 12時08分26秒 | 民謡
津軽民謡でも三つ物というと、じょんがら節、よされ節、おはら節をさす。これらに三下りとあいや節を加えて、津軽五大民謡と呼ぶ。これらは、津軽の歌い手さん達が年月をかけて磨き上げた名曲の数々だ。

この頃、久しぶりに浅利みきさんのCDを出して聴いてみた。浅利さんは津軽民謡の大御所。わたくしが初めて津軽民謡を聴いたのは、浅利さんのあいや節だった。それ以来、津軽民謡といえば、浅利さんのイメージが大きい。

そんな唄の数々のなかで、やはりいいなーと思ったのは、「おはら節」だ。浅利さん自身は、何テイクも録音されているが、わたくしがいいなと思うのは、この「名人芸」シリーズに入ってるものだ。

♪アー哀れ浮世の習いとて 人の運命(さだめ)は常ならず 栄華誇りし平家とて   はかなき夢と滅びたり

♪アー三日見ぬ間の桜花 月に影さす群雲や 小野小町の身の果ては 雪の野末で   吹きさらす
 
♪アー暗い夜空の流れ星 キラっと輝き消えていく 私の思いもあのように 燃え   て短いひとときよ
     
    ほんに切ない オハラ 恋心

このテイクは、キングレコードのドーナッツ版の、民謡お国巡りシリーズに入っていたものと同じだ。三味線はもちろん木田林松栄。
同じ歌い手で同じ曲でも、録音によっては随分感じが変わる。伴奏者、年齢、時期等、様々な要素から、雰囲気が変わり、それぞれがおもしろく、個性的なのが特徴かもしれない。

この浅利さんの唄は、淡々と詞を語るのではなく、「聴かせる!」という芸人の魂のようなものを、このテイクからは特に感じる。以前、ラジオで浅利さんのインタビューを聴いたが(…かなり前!)、自分が歌う唄の節は、毎回ちがうのだ、唄は生き物だ…というような内容の話をされた。浅利さんみたいな歌手も少なくなってしまった。

この「津軽おはら節」最高!
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馬刺し

2006年12月27日 22時56分50秒 | 食べ物
今日も早く帰れたので、こういう日の定番・浅間温泉に行く。
そして夕飯。どーしようかなと思っていたが、ふと思い出した松本名物、馬刺し。
そう、松本は馬食の地。松本の老舗、三河屋さんを思い出し、行ってみた。

三河屋さんでは桜鍋=馬肉の鍋や馬刺しを頂ける。有名店で場所もチェックしてあったのだが、なかなか行く機会がなかった。今日は初めて行ってみた

外観は老舗らしい趣のある感じ。中に入ると、木造を主体とした重みのある落ち着いた雰囲気。入ったのが遅い時間だったので、客は自分1人だった。

1人で鍋食ってもしょうがないので、馬刺し定食にした。馬刺しはもちろん食べたことはあるのだが、あらためてこうした定食でいただくことは初めて。


出てきた!さすが新鮮?な感じの肉だ。醤油に薬味は生ショウガをおろしたもの。このショウガがおろしたてのようで、ツンとした感じが心地よい。飲むように飯とともに完食。

馬肉は決して安いものでもない。しかし、馬肉は熊本か信州かというほどの郷土食。馬刺しは松本市内を始めとして、ぼちぼちと長野県内では買える。上田でもある。ただし松本や南信地方の方がよく見かけるかも。

こうした郷土食を試すのもいいな
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今年も暖冬?

2006年12月26日 12時41分12秒 | 日々雑感
今日の天気予報は雨。長野県松本地方の降水確率、午後100%だという。いまはまだ降ってないが、曇り空。
今朝のテレビでは、全国的に雪がなくて、スキー場では「雪ごい」だという。

雪がないと楽でいいが、こんなんでいいのか?とも思う。
新野の雪祭では、雪は豊作の兆しであるという。雪が近くになければ、峠に行ってまで雪を運んで神前に供え、雪をまく。

異常気象?四季がなくなる?海面が上昇する?北極が消える?…いろいろ言われている。一体どうなってしまうんだろう?
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津軽三味線 吉田兄弟 全国ツアー2006「飛翔」

2006年12月24日 21時54分14秒 | 音楽
今日は久しぶりにコンサートに行った。津軽三味線の吉田兄弟だ。
全国ツァーで長野公演はクリスマス・イヴ、まつもと市民芸術館であった。


津軽三味線ブームのさきがけとして、華々しいデビューした吉田兄弟。以前丸子町へ来たときは、あっという間の完売で行かれず。今回の松本市では、もうそろそろそんなこともないのかな…などと思ったら、いやいやさすがの人気で、わたくしがチケットを買おうとしたところではオーラスの1枚を何とかゲット。

大きく2部のステージだった。吉田兄弟オリジナル曲がほとんどで、トラディショナルは「津軽じょんがら節」1曲。三味線以外にも何人かのアーティストを伴っての演奏、まあやむを得ないがPAを通すので大音響であり、ナマの音を聴くというわけにはいかない。

しかしテクニックはすごいなーと思った。三味線を「叩く」というのは、こういうことか…と思い知らされた。

久しぶりのコンサート。たまにはいいな
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【出演】
津軽三味線 : 吉田良一郎&健一
キーボード・編曲 : 井上 鑑
ドラム : 村石雅行
ヴァイオリン:金子飛鳥
ギター : 古川昌義
ベース : 井上富雄
和太鼓 : 小泉謙一
尺八 : 山崎箜山
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