線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

4月も終わり…

2008年04月30日 15時49分02秒 | 日々雑感
世の中、黄金週間などと騒いでいるが、そんなにうれしくもない。まあ休めることは休めるが、今年はこよみ通りだったら、3~6日の4日間。昨日の「昭和の日」は火曜日にぽこっと1日休めただけだ。

GW中は、あまり出たいとも思わないな…。お祭り行っても駐車場がないとか、温泉行っても混んでそうだとか(ついでに汚れてそう?)、いろいろ考えると、ウチで待機してたほうがいい…ということになってしまう。

大体、ガソリンだってあの状況。外出を控えてしまう。
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富山獅子舞ツァー2008春:3日目

2008年04月20日 23時41分45秒 | おまつり
十二町潟水郷公園内の駐車場で目覚めた。あたりはもう日は高い。午前7:30頃だ。睡眠時間約4時間。もう少し寝たいところだが、明るくなるとおきてしまうものだ。
さて、今日は4月第3日曜日。黒部市になった旧宇奈月町明日の稚児舞が午後にある。う~ん、迷う。天気はいい。しかし、疲れたし、掃除&洗濯も待ってるなあと思うと、明るい内に帰るか…という気持ちになってしまう。

氷見を後にするのだが、今晩の夕飯に?っと、もう一度「海鮮館」で、お決まりの「ます寿司」を買ってみた。
さて帰り道。やはり風呂に入りたいな~っと、氷見市から高岡市へ向かうのに、海沿いの道を通ると雨晴海岸。ここに「太田の湯」という温泉があったことを思い出し、行ってみる。有名な義経岩のあたりから、看板に沿って山の方へ。ずんずん行くと、本当に山になってしまった。そのどん詰まりみたいなところに、保養センター「太田の湯」があった。ここは土日は朝8:00からやっている。午前8:30頃着いたのだが、すでに客はあった。しかし、印象的なのがおかみさん。紫色がまぶしいヘアーのおばちゃんが登場。かなり、このおばちゃんのペースで、「にーちゃん、まずあがれ」「このドア開けて」「ここの湯は地下○mから汲み上げていて、成分からシャンプーや石けんはダメです」などと、一気に説明を受けた。シャンプーも石けんもダメなら、温まるしかないじゃん!と、とりあえずザブ~ン。

さて、浴後はかなりサッパリ。再び帰途へ。
高岡に入って、ふたたび一宮をかすめて、旧新湊方面へ。六渡寺界隈を通って、行く。すると、ガソリンがないことに気づき、途中給油して、再び出発。
さてお決まりの道の駅・新湊、カモンパークへ寄ってみた。ここに新湊の曳山DVDがあったので、迷わず購入。あとは…「白エビカレー」などを購入。

さて高速に乗らないといけない。小杉I.C.まで行って、一気に糸魚川I.C.まで行かねば…。しかし、やっぱり眠い。再び有磯海S.A.で仮眠。午前11:00頃、糸魚川を下り、一気に長野へ!しかし疲れ気味のわたくし、「ひすいや」で「イカ刺し丼」を食して一休み。
そして県境の道路を進んで長野入り。3日前の雨天が信じられない。こうして明るい内に松本へたどり着いた。

あ~楽しかった~!
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富山獅子舞ツァー2008春:2日目②

2008年04月19日 23時59分30秒 | おまつり
夕刻になる。獅子舞はこれからが長いので、とりあえず夕食。やっぱり回転寿司に入ってしまった。地元だけでなくあちこちでも有名になっている「きときと寿司」で夕飯。

さて、再び十二町の村廻りへ。暗くなってきたので、どこから廻ろうか?と思いながら行くと太鼓の音と赤い提灯の灯りが見えてきた。矢崎だ。とりあえずここで少し見学。
耳をすませると、別な太鼓も聞こえてきた。清水だ。本当に氷見は獅子だらけ~。

更に島沖崎へ行ってみる。県道沿いの商店のお宅でハナ?のような感じで、人々が集まっていた。しばらくここでも見学。とても賑やかだった。

島沖崎は「じゃんかじゃんか」のときも感じたが、頭の振り方が、他の4ヶ所とちがって腕全体で振ってるように見えた。そしてカヤから上半身が出ているのが見えていた。何の根拠もないが、イメージとして羽咋あたりで見た能登獅子系の獅子と似た印象だ。掛け声も氷見ではおなじみの「イヤサーイヤサー」はもちろんだが、「ソラソラソラソラ…」も印象的。
さて地元の人に、「何時までやるんですか?」とおたずねすると「あとは公民館で終わりだよ」とのこと。「あれ?」っと思った。時間は午後9:00をまわったくらいだ。現在、十二町は翌日にかかるまでの村廻りはないようだ。「え~っ!」っと、それでは!まだ行ってない坂津へ行ってみた。すると…もう終わっていた。そして津荒もシ~ンといた。
||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||

しょうがないので、再び島沖崎を追い掛けて公民館へ。少しやってたが、もう終わってしまった…。
ここでピカイチさんと合流。十二町はほとんど終わりのようなので、別地区へ行ってみることになり、氷見市粟原へ行く。
着くと、宿のお宅のようだった。しかし大変元気な獅子だった。とにかくギャラリーが賑やかだ。大変盛り上げていた。獅子も活発、天狗もダイナミックで面白かった。
もう1軒、お寺?へ移動する。ここは少し庭が広くて見やすい。やはり宿ということで獅子方さんたちは中へ上がられた。
ここでしばらく見ていたら、見知らぬ人から声がかかった。
「昨日、一宮にいませんでしたか?」
「はい、いました」
「写真ですか?」
「趣味です…」
といった会話をさせてもらった。昨日は雨、今日は肌寒く、変なグリーンのポンチョみたいなのを着て、目立ったのであろうか?その方は富山の人で、あちこちまわっておられるようだ。


さて、せっかくここまで来たので、粟原の「獅子殺し」が午前2:00過ぎからあるとのことで、見学することに。明日仕事のピカイチさんは後ろ髪引かれる思いで、午前1:00頃帰宅。
さて、いよいよ獅子殺しの場所となる会場へ移動。広々としたところにゴザが敷かれ、さらに藁がまかれた。ここで始まるんだ~と思うとワクワク。すると…帰宅したはずのピカイチさん、再び登場。やはり「獅子殺し」が気になられるのだ(笑)。
さて、なかなか始まらない「獅子殺し」。何だか風も出てきて、寒くなってきた。ようやく獅子方さんも出てこられ、いよいよ始まる。わたくしは…氷見の「獅子殺し」を見るのは実は初めて。羽咋の太田、二所宮、神子原と今回。なんだかドキドキする。
始まった。天狗の動きがやはりすごい。大変異形な感じではあるが、もがき苦しむような動作はかなりリアルな感じ。太鼓もベテランな方で、気分の高揚をうまく表現しているような感じだった。

こうして終わったのは午前3:00。また…今晩も車中泊だ。どこに泊まろうか…。やはり手洗いがあるといいなと思い、十二町潟水郷公園の駐車場まで移動して寝た。午前3:30をまわる。寒い晩だった。
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富山獅子舞ツァー2008春:2日目

2008年04月19日 23時28分41秒 | おまつり
午前3:30に伏木一宮の獅子舞が終わり、車中泊。気づいたら7:30。太陽がまぶしい。昨日の雨天が信じられない。でも…まだ眠い。
そこで!まず顔を洗おう!それはココしかない。神社入り口にある清泉だ。

ここは以前、新湊の曳山の日に来たことがあった。とやまの名水だ。

そして一宮を去る。公民館の前をもう一度通り、昨日獅子が通った場所を確認するように、狭い道に入って、大通りに出ようとした。すると、ルームミラーから、わたくしの方に向かって手を振っている方が目に入った。思わず車を停めて振り返ると大きな声で「気ぃ~つけて~!また来年も~!」と声をかけてくださった。うれしかった。「ありがとうございました!お世話になりました!」しか言えなかったが、とてもあたたかな一宮の皆さまに感謝。

さて、今日は氷見の獅子を見ようと考えていた。午前中はどうしようかな?と思ったのだが、とりあえず車中泊で体も疲れ気味だったので温泉へ!氷見グランドホテルマイアミのうらにある潮の香亭へ行く。


さて、氷見に来たので海鮮館へ寄ってみた。少しはおみやげでも…、しかしここでうどんを食べられる食堂が8:00からやってたので、朝食をとることにした。やっぱり氷見うどん!

あとは…買い物としてまわるが、文字通り海鮮モノが多い。そんな中で、岩ガキが出ていた。冬のカキではなく、夏のカキなのだ。その場で食べられるというので、試してみた。その場で割ってくれて、レモンをのせてくれた。ポン酢とかはなしで、そのまま海水の塩分とレモンだけで食す。う~うまい!

さて、今日は氷見の十二町(ジンチョウ)の獅子を見よう!ということで、まず神社へ向かった。場所は日宮(ヒノミヤ)神社だ。十二町というと十二潟水郷公園のオニバスが有名だが、その公園入口の反対側にある鳥居をくぐって山の方へ向かうと集落の一番奥にあった。
十二町の獅子とは、坂津、島沖崎、清水、矢崎、津荒の5地区をさすのだそうだ。この5地区が、午後1:00頃から三々五々集まって、日宮神社への宮入りとなる。拝殿前は5台の太鼓台が並ぶと結構かっこいい。

そして青年団長も集まり、昇殿し祭典となる。予定では2:00だったが、今年は2:20頃になって、各青年団の演舞となった。そして見物は、最後に行われる「じゃんかじゃんか」だ。

5地区の獅子が拝殿前に並ぶ。相対するように青年団長が見つめる。合図とともに、5地区が同時にお囃子も行い、獅子舞も演じられる。これこそ壮観!西日本の神楽のヤマタノオロチのごとく(笑)、5頭の獅子がウニウニとした動きで、舞うのである。

この「じゃんかじゃんか」が済むと、3:00頃。それぞれが地区ごとに下っていく。神主さん宅へ行くのだとか。ところが1ヶ所だ外れたところがあった。津荒だ。大体、何て読むのだろう?と思い、獅子方さんに聞いたら、津野地区と荒舘地区を合わせた地名だという。そしてもとも日宮神社は荒舘の氏神で、津野は別な神社だったとかで、もともとの氏神社で一舞するのだそうだ。

さて、この後は氷見十二町潟水郷公園に移動する。ここで4:00過ぎた頃から「十二町獅子舞フェスティバル」がある。今年で3回目だそうだ。それまでは各地で、祭礼以外に旦那衆のところで獅子舞をするということがあったのだそうだが、それをまとめてフェスティバルにしたのだそうだ。
日宮神社と同じように1地区ずつ入場、青年団長を中心に整列。ここまではかっこよかったが、その後は来賓の挨拶が続く。まあ…いいっか。その後、ようやく各地の演舞が始まる。そして最後は「じゃんかじゃんか」。やがて、各地戻って村まわりになる。
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富山獅子舞ツァー2008春:1日目②

2008年04月18日 23時59分19秒 | おまつり
夜は「ハナ」のお宅が7~8軒。やはり人々が各家々に集まる。新婚のお宅、新築のお宅など、それぞれ盛り上げる。ちなみに新婚さん宅での、「♪幸せなら××しよう!」っというのはよく聞くが、あれはいつ頃からなんだろうか(笑)。また、笛を入れている方がおられてビックリ!


しかし…雨は降り続ける。2軒目のお宅では、コンパネが敷かれてそこで舞われたが、勢い余って?すべってしまって気の毒だった。また…わたくしのビデオカメラが雨に濡れたため、「カセットにつゆがつきました」の表示が出てしまった。つまりNG。結局、ハナのお宅での映像がとれなかった…。何件かまわったところで、このエラーメッセージが消えたのだが、ハナのお宅での演舞は終わってしまっていた。

さて時刻も日付が変わって、19日(土)の午前0:30ころ、公民館に戻ってきた。あれ?案外早く終わったなーと思っていた。しかし、ちがった。休憩だ。大体終了予定時刻が26:00!あり得るの?こんな時刻~(笑)これからまだ20軒まわるという。
祭りの獅子もいよいよ深夜の舞だ。夜の一宮界隈は静か。しかしお囃子の笛や太鼓、鉦、そして歓声が響き渡る。周囲の灯りが少なく、暗がりのなかの獅子舞は大変幻想的。そして暗闇で飛び跳ねる天狗が、昼間とちがってかなり不気味な感じ。この世のモノとは思えない「怖さ」を感じた。
獅子方さんたちはまちがいなく疲れておられるのだが、元気だ。しかし、シロウトがこんなこと言っては失礼だが、何だか力が抜けてきてのびのびと舞っているように見えた。見ているには昼間の雰囲気とのちがいを感じた。

そしていよいよ大詰め。地区内を一通りまわり、最後は社務所前での演舞。そして、午前3:00、社務所前から、闇夜の神社方向へ向けて並び、一同礼拝。思わず、わたくしも頭を下げた。何だかとても厳粛な雰囲気。昼から夜にかけての賑やかさとはうってかわって、何とも言えない静寂さ。

そして公民館へ。玄関前で再び賑やかさを取り戻す。

そして青年団長さんのご挨拶。これで一切が終わる。しかしまだまだ、♪イヤサーイヤサーが続く。これで来年の4月18日のお祭りまで、365日のカウントダウンとなる。終了は午前3:30だった。

今回は、じっくり伏木一宮で腰を据えて過ごした。雨は残念だったが、その勢い、伝承、青年団としての動き…すべてが新鮮で、よかった。遠くまで出かけた甲斐があった。
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