線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

出張のついでに…

2011年09月27日 23時35分13秒 | 巨木
今日は、午後から長野市への出張だった。長野県民にとって、長野市は県庁所在地なので、馴染みのあるはずだが、自分には案外、不案内(大昔…一応、住んでたことはあるんだけどね)。


今日は、長野市北部のある施設へ向かう。
ちょっと、道を迷ってしまった(恥)

まあ、早めに出かけていたので、困りはしなかったが、ちょっとウロウロしてしまった。

すると、ふっと何だか気になる神社が目に入った。住宅地の中なのだが、遠くから木の繁みが見えるのだ。道に迷っているのにもかかわらず、その神社の方へ向かう。


おおっ!ケヤキの巨木だ!

場所は冨建千引神社(長野市富竹)だ。境内へ行ってみると、結構な太さのケヤキが4本も目に入る。最も太いので、5.6mの幹廻りだ。


デジカメもってたので、パチリ!

ちなみに10月1日、2日は、秋祭りだという。境内には仮説の舞台が掛けられていた。この地域なので獅子舞でも出るのかな?それとも、素人演芸大会でもやるのか?







出張に来てるのに、何やってんだか…(笑)
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今日は寒かったな…

2011年09月26日 22時47分18秒 | 日々雑感
先々週は暑かった。先週は台風の影響で、幾分涼しかった。
そして…今日は寒かった。本当に寒かった。


朝、半袖を着て出勤したが、長袖にすればよかった…と感じた。





帰宅して、天気予報を見ていたら、「今晩は、布団をかぶってお休み下さい」とか言っていた。

そうしようと思う。



 
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本当によく言ったものだ。
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鄙びた温泉<新宮温泉>

2011年09月24日 22時37分57秒 | 温泉
先日、石川に出かけたときに気になって、入浴した新宮温泉。羽咋郡宝達志水町新宮にある。場所は、旧志雄町の市街地から山手に入り、宝達志水町役場を通り越し、獅子舞で知られた所司原方面へ進む。すると志乎・桜の里温泉<古墳の湯>を左手に見つつ、少し行ったところを右に曲がって、更に山手に入る。川沿いに集落が見えてくるが、ここが新宮だ。

何とも山里といった風景で、何とも懐かしい感じの地区である。その中程にお寺が見えてくるのだが、その手前に「新宮温泉」と書いた駐車場の看板が見えた。そして目的の温泉は、その斜向かいにあった。

それにしても、見落としそうな感じ。あまりにも住宅の中にありすぎているのだ。


何でも、かつては「志雄温泉」とも言われたといい、国民宿舎まであったのだそうだが、現在はこの「元湯」のみ入浴が可能である。

さて入口に立つ。すると、「日土水曜日わきます(3時より8時)」という張り紙が目に入る。


最初、3:00p.m.前の、昼過ぎに寄ったので、まず入れなかった。それにしても、鄙びた建物で、本当にやっているのかな…とさえ思ってしまった。

そこで、今浜獅子を見に行ってから、再び寄ってみた。

開いていた。立派なあがりまちから上がる。すると可愛いネコちゃんに出迎えられる。そして奥の部屋からご主人が出てこられ、料金払って、お湯をいただく。

浴室は簡素なものであるのだが、何ともいい。

内湯のみで露天風呂はなし。タイル張りで清潔感が漂う。男湯と女湯の仕切りが曇りガラスで、ちょっとドキドキ(笑)

自分が寄ったときには、近所のおじいさんが自転車に乗って、入られた。そして、中に入ると、すでに先客がお1人おられた。
鄙びた宿というか、秘湯ムードたっぷりの温泉で、それほど広くない浴室に、自分を含めて3人が入浴。

お湯は塩味を感じる弱食塩泉。き~んと温まる感じのお湯だ。そして、これは人が集まるお湯だなと感じた。
現在、営業日は張り紙の通り、週3日間のみだ。かつては、自炊宿であったという。建物はやや古くなってはいるものの、まだまだ人が集まる、ステキな温泉なのだ。


ここのところ、日帰り温泉施設はもの凄く増えてきた。しかし、こうした鄙びた温泉がいいな…と、あらためて感じた。
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平成23年9月第3土曜日の北陸獅子舞探訪⑤~神子原壮年団の獅子舞

2011年09月18日 22時14分39秒 | おまつり
12:00a.m過ぎに子浦を出る。もうお昼だ。この時間帯は獅子舞チームもお昼休みの可能性がある上、帰宅しなければならないので、宝達志水町の杉野屋は通過することにした。
氷見へ向かう国道415号線を登っていく。もう1ヶ所、羽咋市神子原町を目指す。

少し、小腹も減ってきた。神子原に「茗荷庵」というお蕎麦屋さんを見つけた。なかなか雰囲気のよさそうな感じであったので、入ってみた。信州人の自分は、やはり「ざる蕎麦」をいただく。なかなか香りのいいお蕎麦だった。

さて、腹ごしらえもすみ、神子原への宿を探す。この地域は、ゆるやかな斜面に田んぼが連なる。家々は、その斜面に沿って建てられている。昔ながらの立派なお宅も多く、歴史の古さを感じさせる。


神子原へはこれで3回目の訪問。過去2回は、宿での見学が1回と、あとは「獅子殺し」を2回見ただけだ。3年振りの見学。

神子原壮年団の獅子は、かなり有名である。氷見に近いこともあり、峠を越えた論田・熊無からの伝承であるという。舞も省略することなくていねいに行われているそうだ。

神子原には、いつも獅子舞情報を教えていただいている獅子舞フリークさんが、青年団の獅子の舞手としておられる。太田の獅子の時にお目にかかって以来、2年振りにお会いできた。お祭りの最中という忙しさとお疲れのなか、いろいろお話させていただいた上に、飲み物などいただいてしまった。うれしいやら、申し訳ないやら…。

神子原では5軒の宿で、一通りの舞が演舞される。自分がお訪ねした宿では、信じられないほどの好天で、かなりの暑さだった。そして、平気で投げ込まれる爆竹!

いくつかの舞を見学させていただいた。氷見系獅子らしい、激しい太鼓のリズムが印象的。特に
ちょうど「寄進振り」という2頭立ての「二足」の舞があるといい、珍しい舞が始まった。普通の青地にボタンのカヤの獅子と、論田・熊無風の赤一色のカヤの獅子とが並ぶ。狭い庭でかなりリアルな動きが印象的だ。


北陸の獅子舞によく見られる「花の口上」がある。

そして、ほとんどは青地のカヤの獅子だが、たまに「二足」で赤のカヤが出る。


やはり「ヨソブリ」は、やはり白熱の演舞でカッコイイ。何とも異形の雰囲気の動きの天狗、激しく跳ねるように舞い込む獅子。



ああ…ずっと見ていたいな、と思った神子原の獅子舞だが、やはり長野まで戻ることを考え、2時間ほど見て、2:20p.m.頃、後ろ髪引かれる思いで、神子原を去ることにした。

獅子舞フリークさんとお別れのあいさつ。「まだこれからです」とのこと。確かに、神子原の獅子殺しは大体、午前2:00をまわっているイメージなので、まだ12時間もあるな…と思った。祭りを伝承し、実際に関わるということは本当に大変なことだと思った。

また機会を見つけて、訪ねたい場所だ。
コメント (2)
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平成23年9月第3土曜日の北陸獅子舞探訪④~子浦、久保町青年団、荒屋新川青年団の獅子舞

2011年09月18日 11時36分09秒 | おまつり
一端目が覚めたのが5:30a.m.頃。当然、あたりが明るくなると目が覚めるもの。何と朝焼けの宝達山系の風景が、何とも幻想的で、寝ぼけながらデジカメでカシャ。

そしてもう一眠り(笑) それでも6:40a.m.には起きてしまった。それにしても、昨日の悪天候は何だったのだろ?というほどのいい天気。台風はどこへ行ったのだろ~。

7:00a.m.頃から起き出して、うろつき出す。コンビニへ行って朝食買ったり、国道沿いでWCのある無料駐車場で顔洗ったりして、行動再開。

さて今日は帰らねばならない日。しかし9月第3日曜日というのは獅子舞の多い日。昨日、高岡のマイミクさんから「明け方の4:00~6:00に獅子殺しが多いですよ」というメッセージをもらったが、今浜で疲れ切ってしまい、今から氷見の獅子殺しへ行くのは断念。
宝達志水町では子浦の久保町・荒屋新川、杉野屋、宿等、羽咋市では兵庫、神子原等がある。すぐ帰る前に、ちょっとずつ見ていこうと思い立ち、行動開始。

大体、何時から始まるのかも知らずに来ている。新湊あたりだと午前6:00a.m.頃から出るところもあるくらいだから、早いのかな?と、まず子浦へ行ってみる。
ここの久保町青年団の獅子は、 は4年ほど前に行ったことがある。子浦出雲神社を見つけて寄ってみる。祭りの準備をしている方に、お聞きすると、祭りは9:00a.m.からだという。

まだ早いな…。続いて、杉野屋へも行ってみる。やはり神社には人が集まっているのだが、近くの方にお聞きすると、同じく9:00a.mから祭典だとのこと。
そこで、あたりをうろつきながら再び子浦へ行ってみる。ちなみにこの地区はかつての志雄町で、押水町と合併し、現在の宝達志水町となり、すぐ近くに役場がある。辺りを歩いてみると、かなり趣のある町並みだ。

さて、ようやく9:40a.m.過ぎに、祭典も終わって、獅子舞の準備が始まる。神社拝殿前には神輿が置かれ、その前で獅子舞がスタート。
まず荒屋新川青年団の小獅子から始まる。なかなか元気のいい、かわいらしい舞。続いて、大獅子が始まる。こちらは大人で、4頭の獅子と4人の天狗が同時に舞っていた。なかなか壮観だ。


続いて、久保町青年団の小獅子が始まる。こちらも可愛らしい。この子たちが青年団となって大獅子にも関わっていくのかな?そして久保町の大獅子。こちらは2頭の獅子と2人の天狗だ。なかなか元気がいい。

こうして2つの青年団の獅子が終わると、移動を始めた。せめて町廻しくらい見たいなと思い、しばらく着いて行ってみた。すると当番長さん宅前まで行く。
いよいよか!っと思うが、なかなか始まらない。青年団に遅れて、神輿も到着した。すると、神輿が置かれたところで神事が始まる。当地域でよく見かける光景だ。
さて!いよいよか!っと思うが、なかなか始まらない。すると、小獅子の子どもたちが食事を取り始める。あらら…これはしばらく時間がかかりそうだな。

そこで、忙しいなかではあったが、久保町青年団 のサイトの管理人さんを探そうと声をかけてみた。そしてお2人とお話することができた。実は、4年ほど前に出かけた久保町なのだが、その時にもお目にかかっているので2度目だ。
2つ青年団があることや、獅子の特徴など、獅子についてお聞きすることができた。
その後、ここでは10:30a.m.頃から舞が始まるという。それなら粘ろう!と、しばらく待ち、各青年団の獅子を見学する。

久保町の小獅子。身体の割に大きな天狗面を着け、頑張っている久保町キッズ!頑張っている。


なかなかキレのいい舞で、テンポも速めに感じ、大変元気よく思った、やはり昼間でも花火が登場。これが夜なら、更に盛り上がるだろうな。


2ヶ所での舞を見て、時刻も11:40a.m.をまわる。もっと見たいな…と思いつつ、未練残して子浦を去ることにした。時間はもう12:00a.m.になりそうだ。
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