東京出張の合間をぬって、浅草界隈を歩く。目的は浅草寺よりは浅草神社。東京の名水のサイトを見て、隣接の浅草神社の御神水を訪ねてみた。
東京でも人気の観光地、浅草は浅草寺とその仲見世がよく知られている。浅草寺本堂の東側に浅草神社がある。
神社の歴史は、浅草寺の草創に関わった土師真中知、檜前浜成、檜前竹成を主祭神とし、東照宮、大国主命を合祀。檜前浜成、竹成の他のもう一柱の主祭神については、浅草神社では土師真中知であると、これらをまとめて、三社権現と称されるようになったといいます。
しかし、平安時代から鎌倉時代にかけて、三人の子孫が祖先を神として祀ったものであると考えられ、御神体としてこれらの3柱を郷土神として祀っている。明治に入り、神仏分離令により浅草寺とは別法人となり、明治元年に三社明神社に改称、明治5年に郷社に列し、明治6年に現在の浅草神社に改称されたそうである。
浅草神社の手水舎は神社拝殿の手前左側にある。
本殿や拝殿と同じように朱塗りで囲まれている。
竹樋からは豊かな水量の水が流れ出している。
東京でも、こうした湧水が見られるのはうれしい。しかし、この水は地下水(井戸水)だそうだが、飲むのは難しいようだ。
浅草神社は三社様とも呼ばれる。もちろん5月に行われる「三社祭」で知られてるのは言うまでもない。結局、まだ祭りには行ったことがない。歴史を感じながら、こうした湧水を眺めたい。