線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

今日の北アルプスは絶景!

2007年01月30日 18時10分49秒 | 日々雑感
今日ふと窓の外を眺めた。いい天気の松本だ。大体松本市は、年間で降水量は少なく、晴天率が高いのだそうだ。いわゆる内陸性の気候である。
そんな青空の松本市から西に目をやると、雪をいただいた北アルプスがくっきりと見えた。コレは久しぶりに「きれい~」と思った。

たまには…とちょっと外へ出てみた。肌寒いが、澄んだ空気の松本。アルプスが見えると「松本だー!」というイメージ。今日はガイドマップにものりそうな感じの日だった。
ふと見ると、信州大学の学生だろうか、北アルプスに向かって、携帯で写真を撮っていた子がいた。
おっと自分も…と思ったがデジカメも携帯もなかった…。
また綺麗な画像をおさめておきたいなと思った。
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奥南部民謡と津軽民謡

2007年01月29日 01時01分09秒 | 民謡
最近「奥南部民謡」がおもしろい。南部というと岩手県をパッとイメージするが、南部藩のなかでも、現在青森県になっている三戸、五戸、七戸、八戸一帯と下北半島の民謡を,特に「奥南部民謡」と呼んでいる。これは南部民謡の夏坂菊男師の提言によるものという。
「奥南部民謡」は、いわゆる「南部牛追唄」「沢内甚句」といった「南部民謡」と一応の区別をしている。そのため「南部○○○」といっても、岩手県民謡と書かれるのが「南部民謡」で、青森県民謡と書かれるのが「奥南部民謡」だ。

「奥南部民謡」は「南部民謡」とは趣を異にするが、青森県民謡の「津軽民謡」とも感じがちがう。ただ単に伝承地域がちがうといってしまえばそれまでだが、何とも独特な雰囲気をもっている。

そんな奥南部民謡でも、わたくしが好きなのが「南部あいや節」だ。「あいや節」といえば、「津軽あいや節」を思い出すが、随分雰囲気が違う。もっとも、現行の「新節・津軽あいや節」は洗練された感じだが、「旧節」はかなり素朴で、どちらかといえば「旧節」に似た感じではある。しかし、「旧節・津軽あいや節」よりもかなり明るい感じだ。

♪~アイヤーアイヤーヤーレ
  間の山には お杉にお玉ヤーレ
  お杉三味弾くヤーレ ハァー玉踊るヤーレ

なお「奥南部民謡」の三味線は、シロウトには真似のできないような、独特なリズム感である。「南部あいや節」は、いわゆる日本中の港町に流行した熊本の牛深ハイヤ節に見られる、独特なスィング感であるが、三連符を含む独特なものだ。

こんなCDがある。

【青森奥南部民謡集】山本謙司 ビクターVICG-243
  ①南部牛方節
  ②八戸小唄
  ③南部あいや節
  ④お坊コ祝い唄
  ⑤南部馬方三下り
  ⑥南部じょんから節
  ⑦南部どどいつ
  ⑧南部銭吹唄
  ⑨南部追分
  ⑩南部田の草取り唄
  ⑪南部よされ節
  ⑫田名部おしまこ節
  ⑬南部にがた(荷方)節
  ⑭南部きのこ取り唄(ナントショウ節)
  ⑮南部甚句
  ⑯南部餅つき唄

山本謙司師といえば津軽民謡の第一人者であるが、実は夏坂菊男師に師事し、「奥南部民謡」も得意とする。このCDには、夏坂師が弾く三味線で「南部あいや節」が収録されている。いきいきとした面白い唄だ。

ところで、津軽には津軽三つ物とか津軽五大民謡という分け方があるが、最近、南部七踊りというのを知った。
  ①南部郡々逸
  ②南部よされ節
  ③南部追分
  ④南部あいや節
  ⑤南部荷方節
  ⑥南部馬方三下り
  ⑦南部甚句
だそうだ。津軽の唄と共通する「あいや節」とか「よされ節」とかがあって面白い(ちなみにこの「よされ節」と「南部よしゃれ」とは別モノ)。
また南部にも「南部じょんがら節」がある。そんなに遠くもないのに、津軽と奥南部の唄のちがいはおもしろい。
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水の力

2007年01月28日 21時21分05秒 | 名水
今日は珍しく、住宅で飯を炊いた。
たまたま、いろいろ買い物をしていたら、米売っているところで、その場で精米してくれるというコーナーを発見。1㎏単位で販売するとのことで、2㎏買ってみた。そこで、早速久しぶりの「自炊」になった。

しかし!そのまま炊いても面白くないな…と、思いついたのが水。水マニアを自称するわたくし、松本の名水を汲んでの飯炊きを企画。最近見つけた、松本市清水槻井泉神社の湧水の水場を思い出し、わざわざ汲みに行ってみた。

ここは、以前は水を汲む場所はなかったが、最近行ったらこんな水場があった。水汲みついでに飲んでみたら、やはり美味しかった!しかも水が案外温かい。天然水は、夏は冷たく、冬は温かいということか。クセのない、いい水だ。

そして自宅で、早速炊いてみる。
炊きたてを食べてみた。少し水分が多かった感じだが、なかなかイイ感じ。
そんなグルメでもないが、一膳目は何もおかずなしで食べてしまった。甘い感じがした。そして二膳飯…。

水の専門家に言わせると、いわゆる「名水」で飯を炊いたり、お茶やコーヒーを入れると美味しい気がするだけということらしい。そして、大事に汲んできた水だけに、調理するときに大事にていねいに行うのだろうということだ。
わたくしの場合も、そんな気分的なものかもしれないが、それでも気分がいいだけ、いい!

こんなことも日曜の午後のひとときだけだ。ちょっと、いい気分の夕飯だった。
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ああ回転寿司

2007年01月25日 08時18分37秒 | 食べ物
今日の夕飯、何にしようかなと考えていたところ、最近寿司食ってないな…と、ふと思い立って、近所の回転寿司に向かったのが9:00過ぎ。勢いで店に入った。
ところが…客が誰もいない。自分だけだ。

しかも時間が時間だけに、廻っている寿司も時間のたったようなものばかり。
すると店の人が「何でもお好きなのを握りますよ~」と、他に誰もいない店内に響き渡る威勢のいい声。


その声に圧倒されながら「では…ブリ!」などと注文して握ってもらう。
それを食べると、何となく握る人の視線を感じる。「次は何?」とばかりに…。

それを察して「エンガワ!」などとすぐ注文。
それも終わると「ツブ貝とヤリイカ!」…。
ついつい食べるペースと注文のペースが、今日は特に早かった。

回転寿司は人気だから、昼間などは大混雑。「待ってまで食えるかー」とも思うが、客が自分だけというのも、ちょっとな…と、妙に食い過ぎた今日の夕食であった。
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春はイチゴ

2007年01月24日 13時59分09秒 | 食べ物
まだまだ寒いが、冬至を過ぎると当たり前のように日脚が伸び、2月で立春を迎えようとすると一応「春」かな?という気分になる。
そんな時期、コンビニ等へ行くと、イチゴを素材としたものが増えていることに気付いた。

今日たまたまコンビニへ行ったら、「クランキーチョコ」のストロベリーがあったので買ってみた。パッケージを見ると、「とちおとめ苺使用」とあった。食べてみたが、確かにイチゴ味のチョコレート(さすがに「とちおとめ」の味だったかどうかは、わたくしには分からなかったが…)。

この他にも、アイスで「ピノ」のストロベリー、「アイスまんじゅう」のイチゴ味…イチゴ関連のものがたくさん並んでいた。

イチゴを食べると、さわやかーな感じ、ビタミン摂ったーという感じがする。
しかし、よく考えると、所詮これらは菓子だ。糖分の摂りすぎには注意せねば…。
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