４年ぶりの花祭

民俗学者・早川孝太郎が世に知らしめた奥三河の花祭。いま真っ直中だ。忙しかったり体力的に億劫になったりして、しばらく出かけていなかったが、今回ネット仲間と、豊根村坂宇場の花祭へ行った。

松本で合流して、一気に愛知・奥三河の地へ。わたくし花祭は４年ぶりだが、三遠南信も新野の雪祭以来で、２年ぶりだ。実際来て見ると、懐かしさよりも、自分の身の中にある！という感じだった。

さて中途半端な時間に坂宇場に着いたので、腹ごしらえと汗を流しに東栄町へ。温泉は「とうえい温泉」。わたくし実は初めて入る。この山中でスーパー銭湯みたいな雰囲気。そして腹ごしらえ。

いよいよ坂宇場の八幡神社へ。着いたらすでに「花の舞」だった。とにかく舞は丁寧だから、きちんと進んでいく。
そして「舞上げ」が終わって、「一の舞」。そして「山見鬼」に突入する。しかし？供鬼が出るかな？と思ったら、いきなり親分だった。それにしても久しぶりの鬼面に、何だか感動だった。


そして「三つ舞」。この舞もすがすがしい。お気に入りの舞だ。
そしてやっぱり「榊鬼」！迫力だ。


そして道化の舞があって、「四つ舞」へ。どうも、ここら辺が眠くなる時間帯。セイト衆も参会客も減る。しかし、実はわたくし、この「四つ舞」も好きだ。それまでの「トーホヘテーホヘ」という喧噪のなかの舞もいいが、こちらは何だかとぎすまされたような美しさがあるような感じ。

そして～「湯ばやし」は、すっかり朝だ。段々セイト衆も増えてきて、盛り上げる。ここの湯をかけるシーンは、豊根のなかでは比較的静かな感じがした。

再び静寂の「朝鬼」「獅子」で、終わる。今年は８：００頃にすべて終わった。11月の花祭は、それほど寒さはきつくはない。

早めに終わったので、試しに河内の花祭にも行ってみた。着いたらちょうど「湯ばやし」の最中だった。やはり神道花の河内は雰囲気がまたちがう（…坂宇場も神道花だが）。
ここでもネット仲間に久しぶりに出会う。「久しぶりですね」というあいさつをされてしまった。しかしこれには間違いない

ちなみにこの日は、足込も花祭だった。さすがにここは断念して、花祭会館を見学して、長野へ向け北上した。久しぶりに楽しい花祭だった。遠くから見えたネット仲間も、喜んでもらえた。次の花祭も行きたくなったようだ。

印鑑登録

ここのところ、保険の見直しだーとかいって、保険屋さんが足繁くやってくる。普段はあまり顔を見せないのに…まあしょうがないな。


それで見直しのために、書類に印鑑を押せという。
普段の印鑑を出すと「あら？これちがいますね」とのこと。
んん…おかしいな？

あっ！どうも契約してから、印鑑を新しくしたので、変更しなかったのだ。
これは大変！と、印鑑登録した印鑑でなければダメだ！その印鑑そのものは、実家だ！…と実家の家族に確認してもらい、印鑑証明をとってもらうようにお願いする。
しかし…どうも「市民カード」が反応しない。



そりゃそうだ。わたくし現在、松本市民だ。実家の市のカードが使えるワケがない。そこで、慌てて松本市に印鑑登録をすることに。ついでに「松本市民カード」をもらえた。

これでわたくし、１年半過ごして、松本市民になった！という実感がした（笑）。

寒い…

何だか冬らしくなってきた。
今年は秋に気合い入れて北陸の獅子舞を見てきたので、それなりに充実のお祭りシーズンだった。
そして冬。いま花祭がシーズン中。今日は東栄町月の日だ。１２月までの週末や正月にある。
そして１２月中は、信州は遠山の霜月祭。今日の信濃毎日新聞にはその記事が載っていた。ちなみに、ここの祭の日は、かつて決まった日だったが、年々週末に変えつつある地区が見受けられる。今日の記事でも変わっていたところがあった。線翔庵トップページには例年の日程を載せてしまったので、はやく変更せねば…。
【中郷霜月祭：八社】

助かったーー！

先日、富山のおまつりを見に行く朝のこと。ガソリンを入れたら、スタンドの人から「左のタイヤだけ空気圧が低いような気がします」と言われた。念のために４本の空気圧をみてもらった。するとその１本だけが確かに低かった。
スタンドの人いわく「すぐパンクするということでもないですが、一度見てもらったほうが…」と言われた。

そして今頃、点検を兼ねてクルマ屋に出してみてもらった。

そしたら!!

やはり、何と木ねじが１本刺さっていたという。どおりで低いわけだ。
しかし、それに気付かず、ずっと走っていたら…と思うと、ゾッとする。そのガソリンスタンドの人にお礼が言いたくて、そのスタンドにもう一度行ってみた。このことを覚えていてくれて、話が盛り上がった。本当に助かったーーという気分！

（しかし、空気圧みてもらってから、富山行って高速まで乗っていた自分。
もっとゾッとするーーー）

群馬へ行く

今日はたまたま休みで、群馬へ行く。吾妻郡下の親類宅へ行くためだ。
ただ親類宅だけでなく、あちこち寄り道をした。

今日のヒットは２つ。
１つ目は、東吾妻町にある箱島湧水近くのあづま養魚場で食べた、ニジマス料理。このシーズンしかとれない、ニジマスのイクラ丼があったので注文してみた。すると、店の人が「今日は生の卵が取れたので…」と、醤油漬けのニジマスのイクラ、生のイクラ、そしてイワナの筋子の三色の丼にしてくれた。
これは絶品だった！


２つ目は、草津温泉。「草津節」のＣＤが、草津の道の駅にあるという情報を得て、行ってみた。あった。もう亡くなられたが、佐藤松子さんの唄だった。しかし！この「草津節」は、「正調」とつくだけあって、普通の歌手が歌う「草津節」とは少し異なり、草津の花柳界の節回しで、三味線の手付けも地元風だった。
そして、実は温泉好きのわたくしにとって、初めての草津温泉入湯をはたした。日帰り施設の「大滝之湯」へ入ってみた。８００円と安くはないが、手軽に行けるのでよかった。これが草津の名湯か～という感慨にふけった。

群馬はいいな～！