戦艦武蔵
2009-10-20 | 読書

僕の好きな作家、吉村 昭著「戦艦武蔵」
昭和41年刊行ですから40年以上の歳月が過ぎますが、戦記文学においては大作であります。
淡々と事実を書いているだけのような文章ですが、それには莫大な資料と取材があるのでしょう。
日本帝国海軍の命を受け、三菱長崎造船所で建造された第二号艦(武蔵)の完成までの経過が、呉海軍工廠の第一号艦(大和)と対比され、海上公試後の戦闘配置の様子から撃沈されるまでの悲劇を知ることができます。
読書後の感想は…


と恐ろしくなったのでした。