浜田屋遼太

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紫陽花とシーボルト

2010-07-01 | 日々是好日
鎖国時代にオランダ人として偽り、長崎出島に渡来したドイツ人医師のシーボルト。



日本で初めて見た紫陽花に「オタクサ」と名付けました。

何故「オタクサ」でしょうか?

それはシーボルトの愛妾「お滝さん」が訛って「オタクサ」となった…と吉村昭著の「ふぉん・しいほるとの娘」で読んだことがあります。

新潮文庫  

可憐な花に、花柳界の名をつけるとは怪しからん、と怒った学者もいたそうです。

それはともかく紫陽花を見ると、シーボルトの娘「お稲さん」の波乱万丈な生涯を書いた「ふぉん・しいほるとの娘」を思い出すのでした。

コメント
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