会社を定年退職して、毎日自由に自分の好きなことをしていいよ。
と言われたら果たして何をしているだろうか。
などということを考えると、チョットそれが思いつかない。
「そういうことは定年退職になる前から準備しておくことだ」、と諸先輩方が言っていたのが、その立場になるとその言葉の重みがよく分かる。
今さら他の事などできるはずもなく、給料ダウンでも定年延長継続雇用で弁当持って出社するのがどれだけ気楽なことか。
土曜休日がないサンデー毎日の日々は耐えられない。
まだ年金のお世話にはなっていない。
身体が動く限りは働いた方が自分にとってはいいようだ。
年金問題で国会が紛糾している。
老後どんな生活をするかによって、かかる生活費も違ってくると思う。
我が親(母ですが)は、買い物は質素な食料品と洗剤などの必要な雑貨だけ。
携帯電話は無く光熱費は多くない。
足はいまだ自転車に乗るので殆どタダ。
クリーニングにも出さないし、外食やお惣菜も買わないし、もちろん煙草も吸わないし医療費もほとんど無しに近い。
昔ながらの生活をすれば、さほどお金はかからないと思う。
年金でも余るはずだ。
しかし便利と贅沢を覚えてしまった我々世代は、手を動かすことをしなくなっている。
お金を出せば何でも手に入るし、楽に生きられると思っている。
考え方生き方を見直せば、年金でも間に合うかもしれない。
でも医療が発達しているので、病後も生きていくことになれば、お金は年金だけでは不足すると思う。
やはり備えあれば憂いなし、なのかもしれない。
極楽浄土を連想するハス
荒神谷公園のハスまつりも近づいてきた
カメラマンで溢れます。