はなこのアンテナ@無知の知

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今年は桜が早過ぎて…島巡り旅(3)

2023年04月23日 | 国内旅行(旅の記録と話題)
タイトル写真は、その白く輝く姿から別名「白鷺城」とも呼ばれる「姫路城」。

元々例年より桜🌸の開花が早かった上に、数日前には強めの風雨であらかた花は散ってしまったと聞いていたので、桜🌸には全然期待せずに来てみたら、幾らかは辛うじて残っていて嬉しかったです☺️。

本当に今回のツアーは私にしては珍しくずっとお天気に恵まれていたので、写真が比較的綺麗に撮れています☺️。

ツアーはいよいよ最終日。「基本のツアー」は効率良く初日の小豆島から2日目フェリーで姫路に向かい姫路城を訪問の後、明石海峡大橋を渡って淡路島入りし、最終日は鳴門大橋を渡って徳島空港に近い大塚国際美術館を見学だったのですが、あいにく私が参加したツアーは3日目が美術館の休館日に当たるので、苦肉の策で2日目と3日目の日程を入れ替え、3日目は淡路島を出発して陸路で姫路城へと向かい、観光後は元来た道を引き返す形で明石海峡大橋から淡路島を通過して鳴門大橋を渡って徳島空港へと向かう、その日だけでバス走行距離261kmの長距離移動に😅(因みに基本のツアーなら34kmで、10時出発)

高速道路から見る淡路島の田園風景。


その為、8時頃にはホテルを出なければならず、慌ただしい朝食となってしまいました😅。それでも、しっかり淡路島産玉ねぎをいただきましたよ。ご飯も淡路島産玉ねぎ入り炊き込みご飯でした😊。淡路牛の肉じゃがも美味しかったあ😍。


しかし、添乗員さんの話によれば、玉ねぎでは収益があまり見込めない為、近年は葉野菜栽培に転向する農家が増えているのだそうです。残念ですね。


ホテルを出て一行がまず向かったのは、淡路島内にある日本最古の神社と言われる「伊弉諾(イザナギ)神宮」。『古事記』『日本書紀』に記載がある中では全国で最も古い神社で、淡路国一宮として古代から崇敬されているそうです。

添乗員さんによれば、通常のツアーではあまり立ち寄らない場所なんだそうです。神社仏閣巡りは運気を上げるので良し👍。

御祭神は伊弉諾(イザナギ)大神伊弉冉(イザナミ)大神で、夫婦の掟を定められた皇祖(すめみおや=歴代の天皇の祖先)の大神様。

『古事記』『日本書紀』には、「国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾尊が、御子神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)に国家統治の大業を委譲された後、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に「幽宮」を構えて余生を過ごされた」と記されており、その地に後に神社として創建されたのがこの「伊弉諾神宮」なんだとか。かなり格式の高い神社のようですね😲

境内には県指定文化財の「夫婦の大楠(めおとのおおくす)」があり、元は二本の楠がいつしか根を合わせて一株に成長したことから、夫婦円満の象徴として祀られているようです。社務所では夫婦御守も販売されていて2つで2,000円でした。

根廻り12.40m、幹囲8.00m、幹は地上2.25mで二つの支幹に分かれ、それぞれの幹囲は5.35mと3.75m。標高は約30m、枝張りは南へ16m、北へ12mで、樹齢約900年ながら未だ樹勢は旺盛とのこと。その生命力にあやかりたく、その前で夫婦の健康と夫婦仲の円満を祈りました。
(情報データは神宮の公式HPより)

いよいよ明石海峡大橋を渡って姫路へと向かいます。


姫路城」界隈には大勢の観光客が訪れていました。しかも見たところ、その過半数が外国人です😲 !人出は写真ではそれほどでもありませんが、実際の現地はこんなものではなかったです。聞き取れただけでも英米語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、タイ語(その周辺国の言葉?)、中国語(おそらく香港人、シンガポール人、台湾人?)、ヒンドゥー語?…バベルの塔さながらでした。


辛うじて残っていた桜の花。すっかり色がくすんでしまって残念😞 。この好天で満開時に来ていたら、さぞかし美しかったことでしょう。

いや、しかし、それにしても、青空に白鷺城は映えますなあ…😍


天守閣内部。幾層もの階段を上って上って…階段では背の低い私でさえその天井の低さに身をかなり屈めなければならず、長身の夫や欧米系外国人の方々は気を付けていても頭をゴツンゴツン何度もぶつけていました😧 。ちょっと気の毒。


鯱が見えます。たまたまその場に居合わせた観光客の女性と「金(キン)じゃないね。あっ、あちらにもあるね。」と鯱話で盛り上がりました。

また、私のすぐ後ろにいた外国人女性が話しぶりからイタリア人のようだったので、思い切ってイタリア語で話しかけてみました。ほんの挨拶程度でしたが、難なく会話は成立👍。語学は習うより慣れろ、ですね☺️。

旅先では知らない人とも気軽に話せる気安さがありますね。非日常感で心も開放的になるのか😊


昔、殿様とその身内や家臣しか眺められなかったであろう(そう!権力者の証!!)下界の景色を、しばし殿様気分で眺めております…余は満足じゃ。


たまたま同じツアーのご夫婦の方から声をかけていただき、夫婦のツーショットと相成りました。慣れていないので二人とも何ともぎこちないポージング💦。ああ、それよりも、やっぱり青空に白鷺城は映える😍


石垣も威風堂々として格好良く、それだけで絵になります☺️。


寂寥感漂う場内の枝垂れ桜🌸。もっと早く会いたかった…


姫路城下のレプリカ。

昼食はオプションで頼んだ「高田の馬場」と言う店の「光姫御膳」。私達は予約なので2階のお座敷で。

1階の椅子席の食事処はほぼ外国人が占拠していて、来店した日本人客に女将さんが申し訳なさそうに「この人たちには"空気を読む"とか言う感覚がないから、いつ席が空くか分からないんですよ。」と弁明して断っていました。

そういうやりとりをよそに、この日は誰かの誕生日だったらしく、1階の食事処では"Happy Birthday ♪"の大合唱が響き渡っていました💦。

これも言うなれば“異文化体験”なのかもしれません😅。


…と言うことで、3日間の観光はほぼ終了です。この後、私達を乗せたツアーバスは一路、徳島空港へ。

徳島と言えば「阿波踊り」。空港前には愛嬌たっぷりな銅像もあります。同じツアーの方でノリの良い方が銅像と一緒に記念撮影。弾けてますね☺️。


空港内には女性版の阿波踊りロボットも!。


結構団体ツアーにありがちな駆け足の旅でしたが、何よりお天気に恵まれたことで、どの訪問地でも美しい景色を存分に堪能でき、また瀬戸内の気候も穏やかで、終始一貫して気持ち良く過ごせました。

現地添乗員さんもベテランの技で楽しく、滞りなくツアーを管理してくださり、運転手さんも長距離走行で献身的に安全運転に努めてくださり、さらに行く先々で幾つもの嬉しい出会いもあり、とても楽しい旅行となりました。すべてに感謝!

次の記事では、旅先で買い求めた美味しいものの写真をアップしたいと思います。
(了)

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2 コメント

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Unknown (hanakonoantena20220612)
2023-05-01 18:40:17
ごみつさん、こんにちは☺️。コメントをありがとうございます。

ツアーは“有名観光地をつまみ喰い感”は否めないのですが、限られた期間で周遊するには便利ですね☺️。

今回利用した阪急交通社の昔(10年以上前?)の庶民向けツアーは、いかにも「安かろう悪かろう」だったのですが(だから久しく利用していなかった)、コロナ禍を耐えて復活したツアーは価格はそれなりに高くなったものの、料理やホテルの質が良くなりました👍。

客単価が上がったんだから質が良くなるのは当たり前と言われればそれまでですが、満足度が上がるのは客にとっても旅行社にとっても良いことに違いないのです。

ごみつさんも新生活が軌道に乗れば、旅行も楽しめそうですね。

我が家は夫が四捨五入すれば70歳と言うステージに入ったので、懐具合と相談しながら、夫の身体の動けるうちに旅行したいなと思っています。
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Unknown (ごみつ)
2023-04-30 21:01:20
こんばんは。

すっかりコメント遅くなってしまいましたが、旅行記、楽しく読ませていただきました。

たくさん名所をまわられて、たくさんお土産も購入されて、今回の旅行はすごく充実していたのが伝わってきます。

やっぱり姫路城は美しいですね。私も行きたいな。
外国の旅行者は本当に増えてきましたよね。今年の夏くらいには、以前と同じ状況に戻るかな。ここまで3年間長かったですね。😷

それにしてもやっぱりツアー旅行は良いですね。
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