布団に寝転ぶ夫の顔を何となく見ていたら、生え際から2.5cmほど離れた額の中央に4cmほどの毛が1本とぐろを巻いているのを見つけた。
「これはもしかして2.5cm、生え際が後退したと言うことなのかな?」と、私が容赦なく指摘すると、夫は悪びれる様子もなく、
「いや、頭頂部に向かって、我が前髪は前進し続けているのだよ。凄いだろ」と、のたまう
人嫌いで、気難しい一面のある夫だが、そんなユーモラスなところが面白くて、私は好きだ。
「これはもしかして2.5cm、生え際が後退したと言うことなのかな?」と、私が容赦なく指摘すると、夫は悪びれる様子もなく、
「いや、頭頂部に向かって、我が前髪は前進し続けているのだよ。凄いだろ」と、のたまう
人嫌いで、気難しい一面のある夫だが、そんなユーモラスなところが面白くて、私は好きだ。