TVCMは季節をチョット先取りして、私達消費者を煽る(笑)。
季節モノのCMなんてのもあって、総合感冒薬(風邪薬)は
その代表格だったけど、気がつくと最近は夏場でも流している。
冷房冷えが原因の夏風邪用らしい。
9月に入ってから(もしかして8月末頃から?)は
シチュールウのCMが盛んに流れるようになった。秋だね。
BGMに流れるユーミンの叙情的な歌声まで覚えてしまった。
今年は新顔もお目見え。たっぷりの牛乳で作る北海道チャウダー。
昨日スーパーに行って、ルーのコーナーで探してみたら、
この新商品はなぜか商品棚の天板に平積みにされていた。
売る気ないんだろうか?それとも何か特別な事情でもあるのか?
ところでPOSシステムがスーパーで普及してから、
売れ筋商品ばかりが棚に並ぶようになった。
少しでも売れ行きが悪かったら、すぐに棚から消えてしまう。
小売業では、効率的な在庫管理(結局、物を保管する場所代が
高いってことですね)が利益の鍵を握るから、
POSシステムのようなものが発明されたのは
店側からすれば願ったり叶ったりなのかもしれないけど、
一方消費者の側からすれば、
自分の好みの商品が、”人気がない”という理由で、
すぐに店頭から消えてしまうのは、結構残念なことである。
それを探し求めて他の店を回る、というマメさがない私には
なおのこと困る事態だ。
せめて完全撤去ではなく、月一入荷くらいにはして欲しい。
”何事も効率優先でマイナー軽視”が、
”違うのは店名ばかりで、品揃えは何ら変わり映えしない、
没個性なスーパー・マーケット”像に繋がっている。
ただし、我が家では食材の殆どは生協で調達しているので、
スーパーで買うのは、生協商品でも口に合わないもの
(ひとつの品目につき1種類の商品しか扱っていないから)や、
本当は体に良くないけど時々食べたくなるもの(インスタント
ラーメンなど)くらい。
で、北海道チャウダーに話を戻すと、
この商品はホタテのうま味と北海道産100%の生クリームが
セールス・ポイントらしい。
チャウダーは昔から好きで、よく作っていた。
でもルーを作るときにダマになりがち(私の手際が悪いから)。
そこで試しに買って、早速昨日このルーを使って作ってみた。
パッケージを開けると、ほたてのにおいなのか
少し生臭い臭いがした。気のせいかな?
作り方は通常のカレーやシチューと同じ要領。すごく簡単だ。
あさりの水煮缶も使って、缶汁も加えてクラムチャウダーにした。
なかなかおいしい。私はグルメではないので、この味なら合格。
具だくさんが好みなので、商品箱のレシピの分量は結構無視して
野菜を大目に入れてしまうのが、強いて言えば”はなこ流”?
市販のルーの難点は、油を多用しているのでカロリーが高い
ことらしい。それさえ気を付ければ、自分の食生活の中に
取り入れても良いかなと思った。
生協商品を使った料理で、最近家族の間で好評なのが、
ジャンバラヤ風?スパイシーチャーハン。
使うのは「までっこ鶏手羽中開レモン風味」という、
開いた鶏手羽中にレモン汁やスパイスで味付けした商品。
これをそのままフライパンで焼けばおかずが一品出来上がり
なんだけど、いかんせん骨付きで食べにくいのが、
家族には不評だった。
それで私なりに一手間加えることにした。レシピは以下の通り。
■通常通り商品をフライパンで焼き、それを一旦皿にあげて
骨から肉を切り離し、肉を適当な大きさに切る。
■フライパンに残った油(スパイスも残っている)で、
みじん切りのタマネギや人参、生椎茸を炒め、
■さらにごはんを炒め合わせ、先程の肉を合わせて
よく混ぜ合わせる。
■適宜塩コショウして味を調え、
最後に小口切りの青ネギを散らす。
<スパイシーチャーハン出来上がり図>
ポイントは、できるだけ無駄が出ないように、
油まみれになりながらも手で
骨に残った肉を引き剥がすことだろうか?(笑)
もしパルシステム(生協)をご利用の方がおられるなら、
是非お試しあれ。なかなかおいしいですよ。
自分なりのアレンジはいかようにもできると思います。