はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

温帯低気圧がもたらす暴風は、台風(熱帯低気圧)よりタチが悪いらしい

2012年04月03日 | 日々のよしなしごと
先週の土曜日も台風並みの、家が壊れるのではないかと思うほどの横殴りの強風で、長時間、風のゴォーゴォーと言う音と窓枠がガタガタ揺れる音がうるさくて仕方なかった。この日は一部電車も運行を見合わせたほどだった。せっかくの週末だが、もちろん外出などせずに家でおとなしく過ごした。

昨日の夕方の天気予報では、今日(火曜日)はその土曜日以上の強風が予想されると言っていた。しかも午後6時から9時の帰宅の時間帯に。気象予報士は「傘は使えません。レインコートを着ましょう」とのたまう。全身ずぶ濡れの状態で電車やバスに乗れと言うのか…

正直言って、こんな日に不要不急の外出を控えるのは当然だし、業務上よほど切迫した状況でない限り無理して定時まで働く必要はないと思う(それでも働かなければならない職場、職場まで出向かなければ仕事にならない職種はやむを得ないとして…)。

幸い、夫の職場には在宅勤務制度があり、対外的(お客様)に迷惑のかからない範囲で、自宅での仕事が可能だ。と言うことで、夫は今日は在宅勤務。息子も新学期がスタートしたばかりで、昨日は大学で健診があったが、今日は特に予定はないので自宅で勉強。これで私も、無用な心配はせずに済む。

昼時の気象予報士の話によると、温帯低気圧は、強風域が台風よりも広範囲に渡るらしい。テレビでは「台風並みの暴風」を盛んに連呼しているが、単に低気圧が熱帯で発生したか、温帯で発生したかの違いで、名前が「台風」か「暴風」になるだけのようだ。今回の「暴風」が「台風」より"格下の強風"で穏やか、と言うことでは決してない。職場でも学校でも新年度がスタートし、就職戦線は本番を迎えたところで、この暴風が日本列島を引っかき回している。困ったものだ。しかし、人間の作為で、どうにかなるものでもない。

それにしても近年の気象は極端過ぎる。季節を問わず台風並みの強風。雨が降れば豪雨。雪が降れば豪雪。自然の猛威に、人間は為す術がない。昨年の大地震と言い、人間の無力さを弥が上にも思い知らされている。
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