
昨日、関東も梅雨入り。夜には雨が降り出し、今朝まで降り続いているようです。今は霧雨かな。昨日の午後に遅まきながらプチトマトに支柱を立てました。この支柱は生協から届いた栽培セットに最初から付いていたもの。プチトマトは高さ2mくらいまで生長するそうですね。つる性ではないので、生長を見越して支柱には紐でゆったりと結ぶのがコツらしい。現時点では支柱の高さだけが目立ちます。本当に支柱のてっぺんまで伸びるのかな?伸びて、鈴なりに実をつけたら壮観だろうなあ…


熱帯地方を原産とするゴーヤですが、江戸時代には日本に伝来していたようです。日本では古くから亜熱帯気候の沖縄で栽培が盛んで、かつてはウリミバエと呼ばれる害虫がゴーヤに寄生する為、沖縄県外への持ち出しが禁止されていたのですが、ウリミバエの根絶により全国に出荷されるようになり、健康長寿食ブームと相まって、今では全国的に夏の食材として認知され、九州はもとより関東の農家でも盛んに栽培されているようです。

ゴーヤの調理方法としてはゴーヤチャンプルーが有名で、定番の豚肉と木綿豆腐(島豆腐)で塩味も良いですが、ゴーヤの苦味が苦手な人は、味噌味もオススメですよ。ツナ(オイル漬け)を缶汁ごと適量の味噌(ナスの味噌炒めを作る量くらい)と予め和えておいて、ゴーヤを炒めた後にそれを加えて調味した後、しっかり水切りしてザックリ大きめに炒めておいた豆腐を加えて、炒め合わせるのです。最後に醤油を隠し味に加えて出来上がり!他に輪切りにして(もちろん、ワタを取ります!)天ぷらにするとおいしいですね

ゴーヤはビタミンCが豊富で、しかもゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくい為、最強の夏バテ食材と言われています。夏の暑さが厳しい沖縄で食されていたのは、理に適っていたのですね。そもそも身体を冷やす効果のある瓜類が夏に旬の野菜で、それを人々は昔から食べていた。身体に必要な食材が、必要なタイミングで自然に存在することが凄いなと思います。今でこそ温室栽培で冬でもキュウリやトマトが食べられますが、栄養素の含有率も旬のものが優れているんですよね。旬のものを味わうことの大切さ、意味を、便利さに慣れた現代人は今一度考えた方が良いのかもしれません。

