はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

鬼門?(>_<)

2011年09月08日 | 日々のよしなしごと
 つい先ほどのことです。郵便局の帰りに、小学校脇の1車線の道路を通過しようとしたところ、前方から自動車1台に続いて自転車数台が向かって来ました。道幅が狭く、自動車と自転車が併走するのは危ない道です。

 仕方なく自動車が通り過ぎたら車道に戻るつもりで、私は緊急避難的に、段差が設けられたタイル舗装の歩道に自転車を乗り上げました。

 すると前方から向かって来た見知らぬ自転車の老人(男性)に、すれ違いざまに「自転車は車道を走りやがれ」と怒鳴られました。

 たまたま歩道に人がいなかったのをいいことに、歩道上で一瞬でも自転車を走らせた私もいけなかったのかもしれませんが、老人もいきなり頭ごなしに怒鳴ることはないだろうと思います。

 前方から来た自転車群は、自動車に付き従った形でグングン向かって来ましたが、車道は彼らに占拠された形なので、こちらは車道を通れません。こんな場合、彼らが通り過ぎるまで、道路の入口で待つしかないんですかね?

 怒鳴られた直後、歩道の前方から老女がひとり向かって来られたこともあり、私は自転車から一旦降りて1段下の車道に戻ったのですが、言い捨てて去った老人に反論する機会もなく、釈然としない思いで家路についたのでした。

 実は、この通りでは以前、他の自転車とぶつかったこともあります。建物の陰から出て来た自転車との出会い頭の事故でした(自転車がよろけただけで、双方にケガはなし)。

 今回のようなこともあるし、道幅に十分な余裕がないにも関わらず、自動車や自転車の通行が絶えないこの通りは、私のような運動神経の鈍い人間は、利用を避けた方が無難なのかな。

 そもそも住んでいる地域は昔からの古い街並みで、下町の住宅密集地を縫うように狭小な道路が縦横に走っています。バス通りも、歩道のない一方通行路。近隣には消防車も入れない露地もあり、地震による火災等の2次災害が懸念されます。

 今更嘆いても遅いですが、もう少し慎重に住む場所を選ぶべきでした。



 改めて思い返してみると、件の通りは一方通行路で、私から見て対向する方向からしか車は進入できません。とすれば、私はそもそも、その道に入ってはいけなかったんですね。道路交通法に則れば、私の望む方向へは、小学校を挟んで反対側にある道路まで迂回して、行かなければならないわけです。しかし実態として、商店街により近い件の道路を、多くの自転車が双方向に往来しているので、本来自転車も私が入った側から侵入してはいけないことに、今の今まで気づきませんでした。

 私自身、今頃になって気づくとは、つくづく「おバカ」な話ですが、老人の「車道を通れ」も、この場合、適当ではないわけで…郵便局から我が家への経路としては、何かと便利な道路なのですが、今後はそこを通行しないことにしました。



 さらにさらに近隣の地図を頭に思い描いてみると、一方通行だらけなので、自転車で道路交通法を生真面目に遵守すると、何処に行くにも、とんでもなく遠回りを強いられることに気づきました。戦後長きに渡り、やっつけ仕事で済ませて来た道路行政のツケが、こんな形で市民を困らせることになろうとは…年度末の度にアフファルトの舗装と引き剥がしを繰り返す道路工事が象徴するように、この国の都市計画や道路行政には何の計画性もありませんoni
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 環境大臣、本気でそんなこと... | トップ | 久しぶりに家族で水入らず »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。