私が 蒸気機関車の撮影を始めた頃は 兵庫県内には姫路第二機関区・豊岡機関区・加古川機関区・と 豊岡機関区和田山
支区が有り 姫路第二機関区にはC11形が在籍し 播但線寺前と姫新線上月までの旅客列車と 飾磨港・姫路間の貨物列車の
牽引に従事していました また津山機関区のC58形や豊岡機関区のC57も姿を見せていました。
かつてのカモメ専用機C57 11です。
1971年5月 撮影 山陽本線 姫路第二機関区 C57 11
集煙装置こそ装備していましたが 小工式門デフ装備でその美しさは ひと際目を引きました 余りに印象が強かったので こ
の様な写し方になりました。
転車台にの上のC11 222号機です。
1970年2月 撮影 山陽本線 姫路駅 姫路第二機関区 C11 222
右奥にはC57の姿も見えます。
何故か電気機関車も転車台に乗っていました。
EF58 93
何故方向転換しているのか分かりませんが 電気機関車が乗っているのを見たのは 後にも先にもこの時だけでした。
姫路と和田山を結ぶ播但線は 県北部と西部を結ぶ重要な線だったので貨物列車も走っており 豊岡機関区のC57が その任
に当たっていました。
山陰本線福知山・鳥取間は 既に無煙化されており 和田山に豊岡機関区の支区が設置され 転車台こそありませんでしたが
二線のレンガ造りの立派な機関庫を備えていました。
機関車は和田山常駐で 豊岡機関区所属のがC57が 和田山支区まで回送されていました。
機関庫の前で休むC57です。
1971年7月 撮影 山陰本線 和田山駅 豊岡機関区和田山機関支区 C57 95 C57 156
煙突からデフに伸びるアーチ型のつらら切りを付けたC75 95号機は 門デフ装備のC57 11号機と人気を二分していました。