ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

レーシックで釣力UP?!

2010年06月13日 | タックル
レーシックの視力回復手術を受けました。

近視の小生、かれこれメガネとコンタクトとは長い付き合いになります。・・・が、これらが煩わしく、渡米後すぐにハードコンタクトを落として割ってしまうは(アホ)、使い捨てコンタクトの取り寄せが面倒くさいは、メガネは2個も娘に破壊されるは、なにより釣りの時にコンタクト無しでは偏光グラスをかけれないというのが最大のネック。

海面のギラツキ少なくなるぜ!とか、ストラクチャーばりばり見つけてやるぜ!(注) とか息巻いてスケジュール調整に入りました。
(注)レーシックの効果ではなく、偏光グラスの効果。

レーシックの病院は釣りトモのBさんオススメ、Troyの Laser Eye Institute にしました。

費用は術前・術後、全ての検査込みで$3200。日本の方が安いかも。

手術の前に2回の検査が必要。
1回目は手術が可能かどうかの現状確認と、どれだけ角膜をレーザーで削るかのシミュレーション。

2回目は最初の検査の再確認と、瞳孔を広げる目薬を使った最終検査。そのため、検査後すぐは何もかもが眩しくなります。車の運転は病院が貸してくれたサングラスで問題なし。

2回目の検査から手術までは2日間のインターバル(スケジュール次第)。
その間、指定された目薬を日に2~3回点眼。

そして迎えた手術当日。
帰りの車の運転は出来ないので家内に送迎をお願いし、術中は近くのサマーセットモール(デパート)に行ってもらうことに。

頭と靴にカバーをつけて手術室の隣の部屋で30分ほど待たされます。
その間、
『ィーン、パッ、パッ、パパパッ・・・』
とレーザーが照射される音が漏れ聞こえてきて雰囲気を盛りたててくれます。

途中で「気分はどう?」
と女医さんに聞かれ、万一にでも怖がっていると思われてはいかんので、

「最高の気分さ」と、日本男児を代表してさわやかに返答。

「じゃ、このバリウムは要らないわね」
「えっ?・・・」
うーむ、こちらでは気分がすぐれないとバリウムをのむのね。

いよいよ手術台、といっても床屋のイスみたいな台に乗り、準備スタート。
まぶたが固定され、色々と点眼液を差され、はけで何かを目に塗られ・・・意外とマニュアルな工程が多い。

角膜をいじっている最中、先生・・・
「ありゃ、こりゃ参ったな、レンズ上の角膜の直径が小さいヨ。8.5mmしかない」
「キミ達もこれを見たまえ」
「あ~、本当っすね・・・」

『オイオイオイ!!大丈夫?!』
まな板の鯉状態で先生のジャッジを待ちます。
なんたるスリル!!!

先生曰く、レンズ角度に対して角膜の直径が小さいため、通常のレーシックが困難。術後回復が遅くなるものの、より安全なレーサック(LASEK、ラセック)に切り替える、とのこと。
「回復に時間かかるから、今日右目やって一週間後に左目やろうか?」なんて悠長なことを仰るので、「両目とも今日やってください!」とお願い。

ま、経験豊富な先生で良かったです。

レーザーを当てる時間は片目が46秒。その間はタンパク質がこげる匂いがします。
最後に角膜を保護するためのソフトコンタクトレンズをつけて終了。
オーバーかもしれませんが、科学技術の進展を身をもって実感。

術後すぐは0.2くらいは見えてるイメージ。
明日は術後翌日の検診。
回復編はまた別の機会に。