温泉を出てまたひたすら登ること40分。
ちょっと日が暮れかけてきた頃・・・・・・・
温泉が2~3固まってる地域に到達。
宿を探しますが・・・・・・2件~3件ほどしかない温泉施設で宿泊できるところは無し・・・
仕方ない、この先の温泉まで行くか・・・・
そうこうしているうちに、日は傾いて行きます。
あぁ~日が暮れる~・・・・・!!
休憩していたら、子供から電話がかかってきました。
「何してんの?」
「あぁ、自転車で山に登ってる。もう日が暮れそうなんやけど、お宿が決まってないんや。どうしよう」
「なにやっとんの。ちゃんとお宿決めてから登れば良かったのに」
「山にお宿があると思ったら、全然なかったんやからしょうがないやん」
「今からもどったら?」
「えぇー!!今から山下りたら今まで登ってきた分無駄になるから嫌や」
「ならしょうがないな」
確か、そんな会話だったと思います。
日本に帰ってきてから写真を見せたら、
「パパそんな急いどるのに写真撮りすぎ。それで遅くなったんと違うの?」
・・・・確かに・・・
かなり暗くなってきました。写真では明るく見えますが、かなり暗いです。
地図に載っていた温泉に到着。
かなり大きな施設で、人もたくさん居るし、やっと不安が解消、ここで泊まることにしましょう。
自転車を停めたら話しかけてくる人が・・・。
ヒゲを全然剃っていないので、どうやら台湾人と思ったようです。
日本人と分かると英語に切り替えてしばらく会話。
ここで泊るつもりだというと、お店に聞きに行ってくれました
ところが・・・・ここの宿泊施設は大部屋しか無く、15千円もするらしい
店の人曰く、今からだと山を下りた方がいい、ということでした
うむむ、、、まぁ少し高いけど、ここにしようかなぁ・・・と、思っていたら、話しかけてくれた人が
「15千円は一人ではちょっと贅沢過ぎるよなぁ~」
なんて言うもんだから、そうですよねぇ、なんて答えてやめてしまいました。
ここの温泉、露天風呂があって、気温もいい感じに下がってきていて、気持ちよさそうでした。
時間があったら利用してみたのですが、地図で見るとまだまだ山の向こう側までかなりの距離がありますので、そんな余裕はありません
そして、数十分後、この決断を死ぬほど後悔することになるのでした・・・