気になるところ・・・
無機質で気持ち悪いところ。
生気や個性が無くて、のっぺりしていて、一本調子。
これを聞いていたら、何か脳に悪影響があるのではないかと、また根拠のない心配が・・・・
しかししかし、よく考えてみると、これってシンセサイザーやキーボードの音とあんまり変わらないんですね
誰もキーボードの音に生気を求めてないです。
ボカロってキーボードがしゃべってるようなもんなんですよね。
そう考えると、別に問題ない気もしてきました
周りを見渡してみると・・・
そう、エレキギターも、もともとは弦の振動をいろんな電子機器を通してひずませたりしてます。
でもそれを聞いて特に問題を感じたことはないですね
おそらく、エレキギターが流行りだした頃、世の中のお父さんたちは、こんなの子供に聞かせてはいけない、と思っていたに違いありません。
そういえば、自分が高校生だった頃、エレキギターを担いでいる人はみんな「不良少年(←今改めて聞くと、ひどい言葉ですね)」だった気がします・・・
確かに子供に頼まれるようになってから聞く機会も多くなって慣れてきたのもありますが、楽器が鳴ってるような感覚で聞いていると、個性もクセもなく、逆に均一な品質で間違いがないというか、アーチストの歌よりも聞きやすいような気がします。
やはり耳に心地よい音質が作りこまれているのかもしれませんね
ビブラートも人間には出来ないような波長とタイミングです。
音が切れる直前に微妙にかかるビブラートは、ボクの好きなサックス奏者のポール・デスモンドのカッコよさと通ずるものがあります。
と、ここまで書いておきながら、やはりボクは・・・・ボカロは苦手です