林道ツーリングの途中で雨に降られ、、、
橋の下に避難しました。
下と言っても河原まで下りたわけではなく、橋のたもとの、昔でいうとエロ本がよく隠してあったところです
若い人は分からんでしょうが・・・
すぐに止むかと思ったのですが、けっこうな雨量で降り続いています。
なんかお尻が冷たいと思ったら・・・
水がどんどん流れ込んできていました。
そのうちに、上から滝のように水が落ちてきて、とてもこの場に居られなくなりました。。。
仕方なくバイクのところに戻ると、空の半分は明るくて、もうすぐ止みそうな感じだったので、濡れついでに出発したのですが。。。
やはり無謀だったのか、少し走っただけでは晴れ間に到達できず、びしょぬれに・・・
まぁ太陽が出たらすぐ乾くであろうし、と思いながら走っていると、足に痛みを感じました。
ムカデか何かか?
でもそれほど鋭い痛みではなく、どちらかというと毛を引っ張られた時の痛みに似ている
急いで停まって見てみました。
靴下の下になにやら黒いものが・・・
最初は毛虫か何かの幼虫かと思ったのですが、これはヒルですね。。。
さっきの橋の下でやられたか・・・
ヒルに取りつかれたときは、安易に引っ張って取ってはいけないといいます。
ガッチリと食いつかれた部分の皮膚が丸ごと引きちぎられてしまい、血が止まらなくなると言います。
確かに昔ヨメが噛まれたときは、帰りに寄った日帰り温泉の洗い場で気づきパニック状態になり引っ張って取ったらしいのですが、、、
いつまでたってもダラダラと血が出てましたっけ
そして、こういう時はライターであぶるといいと言います。
なんでも、ポロリと落ちて、傷が残らないのだとか
初めての経験、是非やってみましょう
カバンからライターを取り出して・・・
ちょっとあぶる。
何も起こらない・・・
もっと近づけてあぶる。
「あつっ!!」
何も変化なし。
うむむ、、、もっと近づけるのか
「あっつつつつっつ」
我慢しながら近づけると、ちょっと縮みました。
周囲の毛が焦げてチリチリです。。。
「まだか。。。けっこう熱いけど・・・まだやるのか・・・」
ちょっとビビッてきました。
ホントにポロリと落ちるのか?
ただの都市伝説ではなく。
火傷してからでは遅いぞ。
でも相手は下等動物のヒル。
このチキンレース、勝負を仕掛けた人間様が負けるわけにはいかないのです
「うむむ、、、覚悟しやがれ!!」
「うーっ!! あっつっつっつっつつーーー」
さしものヒルもさすがに熱さに耐えかねたのか、もがき出しました。
あと一息、いくぞ!!
「あつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつー!!」
ぐにゃぐにゃぐにゃ、、、ポロリ。
「落ちた!! かなりぐにゃぐにゃしたけど、最後はポロリと落ちたぞ!!」
でも、血が出てる・・・
拭いてみましたが、すぐに後から血が噴き出してきます。
うむむ、、、血が止まらないじゃないか。
あんなに熱い思いをしたのに、やはり都市伝説であったか
まぁいい、ほっときゃそのうち治る。
と、その時は思ったのですが、しばらくして見てみると、黒いほくろの様なカサビタになっていました。
「血、止まってる・・・」
ヨメの時はずーっとティッシュで押さえていたので、明らかに違いますね。
う~ん、ということでヒルに噛まれたらライターであぶるとよい、というのは本当だということが立証されました!!
ただ、予想以上に熱い思いをしますけどね。。。
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