こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

おっとろしい!)

2020年09月07日 09時57分06秒 | つぶやき
ピュ~ピュ~!
思わず目が覚めた風の音色。
いや音色という代物じゃない。
台風10号の余波が、
律儀にもやってきたのだ。
昨日もいきなりの強風と雨に見舞われて、
もうパニック状態。
ずぶぬれになりながら、
風に飛ばされそうな植木鉢などを、
玄関へ運び入れた。
かなり大物もあったが、
火事場のくそ力というヤツである。
運び終わってホッとしたとたん、
腕に痛みが走ったくらいだから、
普段使わない力を出し尽くしたに違いない。
油断させておいていきなり襲ってきた台風には、
子供のころ、
しょっちゅう翻弄された記憶がある。
昔は今のように警報で休校などなかったように思う。
授業を受けている間に、
強風と雨脚が強くなり、
授業は切り上げて一斉下校となった。
登校時は雨も降っていないから傘など持ってきていない。
そこで学校に常備の傘の出番である。
「バリバリ」
傘を広げる音の大合唱だった。
置き傘は番傘というか、
紙に油を敷いた竹傘が
学校で貸し出される置き傘だった。
しかし、
強い風と雨に傘はままならない。
子供の力ではどうしようもなかった。
結局雨に濡れて帰る始末となった。

そういえば、
今のように親や保護者が、
総出で迎えに来てくれる景色が浮かび上がらない。
子供は自分の力で危機を乗り越えるしかなかったのだろうか?

朝9時半過ぎ、まだ風は衰えそうにない。
「ビュ~ビュ~!!」
風が収まった後、
家の外に出るのがコワイ。
畑や田んぼの惨状を想像すると、
いやはや台風はおっとろしい~!
コメント
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