こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ジャコ捕り

2020年09月11日 02時11分50秒 | つぶやき
我が家のそばを通り、
山奥へ向かう途中に
大きな為家Kが二つ連なっている。
近隣の稲作田んぼの水を、
ここから送り出す。
ここ数年、
この池を目指して
釣り人がやってくる。
ブラックバスを誰かが放したらしく、
みなルアー釣りである。
私が子供のころは、
ブラックバスなど皆無だった。
フナ、恋、ウナギ、カラスガイの宝庫だった。
二年に一回、
池を干すために水を抜き、
村中のものが集って、
ジャコ捕りを競ったものである。
淡水魚などは、
当時貴重なたんぱく源だったのである。
深い池だったので、
中学生ぐらいまでは、
指をくわえて見物に回った。

昔の子供はジャコ捕りが何よりも好きだった。
池に入れない子供たちは、
川や溝に入り込んで、
フナやアカモトを手編みで救って遊んだのを思い出す。
カラスガイ釣りなども面白くて夢中になったっけ。
まだザリガニ釣りのザリガニは身近にはいなかった。
子供はそこにあるもので楽しく遊べたのだと思う。

いよいよ明日は「料理教室」のシュミレーション日。
用意は整った。
料理は生き物みたいなものだ。
臨機応変さが必要。
隠し味は家族や周囲の人たちのやさしさである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする