こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

想い

2020年09月13日 09時16分47秒 | つぶやき
パソコンに向かう私。
ソファーで足を伸ばして
リラックスする妻。
いつもの光景だ。
今は日々仕事に打ち込む妻に、
隠居よろしく
自分の時間を満喫する夫と、
立ち位置は逆転したが、
まだ夫婦でいられる奇跡。
ちょっと気障に、
妻への手紙を書いてみた。
勿論妻には内緒だが。

 一足先に老いる私。
年の差結婚だから当然だが、
それでよかったと
幸せを満喫している。
「心配しないの。
あなたが寝たきりになっても
見捨てないから、
わたしはあなたの妻だよ」
 結婚当初から
口癖のように言ってくれた君。
そして今、
それをしっかりと
実践してくれているのが
、まるで夢を見ているようだ。
「可哀そうだから、
結婚してあげる」
 結婚を諦めていた
三十男に同情して
逆プロポーズしてくれた君は、
保育士を夢見る大学一回生。
商売にてんてこ舞いしている
私の助っ人兼任で、
人生の相棒に
名乗り出てくれた。
 あれから四十年以上、
子供四人も巣立ち、
また君と二人きり。
今では君の天下で、
私は君のお情けに
縋っているといっていい状況だ。
「あなたが
人生に喜びをくれたんだから、
私はあなたの余生を
幸せにしてあげるの」
 君の夫になれたのが
、僕の人生最大の幸運。
年齢差十三。
僕らの結婚生活の締めくくりを、
君と健やかに送れるいまに
乾杯しようよ!
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