こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

あの日の失言

2017年02月08日 01時40分51秒 | Weblog
「これぐらいやったら作れるぞ」


 余計なことを口走ってしまった。

スーパーで買ってきた牛乳プリンを食べた後だった。

自分で作れば安く上がると考えたのだ。


「じゃー作ってよ」

「楽しみ!」と妻と娘。


 これまでデザートや菓子など作った経験はない。

しかしもう引き下がれない。

ネットで検索したプリンのレシピ。

材料は安く買い求めた。

(卵と牛乳があればプリンぐらい簡単や)

パパッと材料を合わせレンジで数分。


「なんか味が違う」

「お菓子作るのに、材料ケチらないでよ」

平らげたくせに妻と娘は大クレーム。

大人げなく負けん気がムクムク。


 牛乳も卵も砂糖もワンランク上質、

生クリームとバニラエッセンスもレシピ通りに。

カラメルも手作り。

予算は大幅に超過した。


「美味しい!買ったプリンよりおいしい!」

 以来、

わが家のお菓子づくりを担当している。


家族のクレームを乗り越え、

いまやパティシエ顔負け。

ただ材料費は……ああー!
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カブ

2017年02月07日 05時58分36秒 | Weblog
寒い中、
家の裏手にあるちいさな畑を除くと、
カブの葉の緑が目に入った。
ひとつを引っこ抜くと
ちゃんと白いカブがついている。
ちょっとした驚きだった。
百均で買った種
それもかなり日にちが経っていたものを
捨てるのも惜しくて、
畝に蒔いておいたのが、
ちゃんと育ったのだ。
いやー、感激である。

30個余りのカブを収穫した。
すぐ料理にかかった。
クリーム煮にとろとろ煮にとろとろ炒め。
冷凍庫にあった豚肉のこま切れとブナシメジ、ベーコンの出番だ。

やはり旬のカブは美味い!
妻や娘はクリーム煮を平らげたが、
私はとろとろ煮が好みだ。
幼いころ
今は亡き母がよく作ってくれた味だから。

「100均でもいけるじゃん」
「馬鹿にしたもんじゃないな」
「タキイの種高いもんね」
「それを言うな」
カブが団らんの主役になっていた。

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数うちゃ当たる?

2017年02月06日 01時11分52秒 | Weblog
高齢者の仲間入りをしてからの
唯一の趣味が公募チャレンジです。
その昨年の成果は別記のとおりでした。

公募チャレンジの心構えは
宝くじは買わないと当たらないと同じで
公募は書かないとなんの可能性もない が一番。

次は
数打ちゃ当たる(大笑い)かもしれない。
とにかく書いて書いて
ともかく投稿・応募、投稿・応募!ですね。

てなわけで
今日も締め切り消印日の公募
うんうんと頭をひねって
ぎりぎりウェヴ応募しました。(ハァ~、疲れました)
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ダンダリン

2017年02月05日 01時07分26秒 | Weblog
久しぶりに見直したドラマに
感動感激です。
労働基準監督官の
働く人たちの権利を守るための
ヒューマンドラマです。
原作はマンガですが、
キャストが素晴らしくそろっていて
いいドラマに仕上がっているのです。

もう何回も見直していますが、
昨今社会問題になっている
残業問題など
働かされ社会の負の部分に
スポットを当てたドラマだけに
また見たくなったのです。

主役の段田凜を演じる
竹内結子の演技が
いつも気持ちすっきり
さわやかなものを与えてくれます。
他の役柄の竹内結子ではなく
ダンダリンの竹内結子の大ファンになりましたね。

土手山課長以下の労基の西東京監督署の
面々の魅力もさすがさすがといった感があります。
今夜は最終回、
いや~ハラハラドキドキ
そしてどんでん返し
いたるところで涙を誘われました。
脚本も演出もよかったのでしょうね。

「またー、お父さん、竹内結子見てるの」
娘のあきれた口調に
「違う!ダンダリンを見てるんだ!」

大体
わたしは生粋のコマキストなのです。
栗原小巻という舞台女優の
今も昔も大ファンなのだから。(誰も知らないかな?苦笑)
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時代ですか?

2017年02月03日 10時47分52秒 | Weblog
本離れ、活字離れが甚だしい。

本を読むことで

人生の指針を得た活字世代としては、

嘆かわしい限りである。

 母校の小学校が改築された後、

見学したが、

なんと図書室のスペースが

嘘みたいに縮小されていた。

時代の流れで致し方ないのかもしれないが、

教育現場までも

本の居場所はなくなるのかと

暗澹たる思いに駆られた。

 感動した一冊の本を

人に勧めて語り合うという、

ちいさな街角の図書館が

最近各地に開設されている。

賛同して

わが家もミニライブラリーを開設した。

本好き人間として

じっとしていられないのだ。

 蔵書を整理していると、

昔の愛読書を開きのめり込んでしまう。

悲喜こもごもの思いがいっぱい詰まったページに

胸が熱くなる。 

町と違って、

わが片田舎まで

足を運んでいただくのは大変だが、

サイトなどを活用して、

本を読み感動感激を共有しあおうと

呼びかけている。

この交流が広がることを願いながら。
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なんとか

2017年02月02日 02時24分03秒 | Weblog
 一度は廃線になりかけた地元の北条鉄道。
第三セクター運営で、
最近はユニークな取り組みが功を奏して、
かなり元気である。

 七つある駅はほとんどが小さな無人駅。
ボランティア駅長が管理し、
駅舎を活用している。
結婚相談所・ミニ美術館・切り絵教室・出張お坊さんの講話……と、
多彩だ。
中でも駅丸ごとパン屋さんなどが人気を呼んでいる。
最近は地元農産物の直売所が駅広場に作られ、
わざわざ鉄道で買い物詣でと
楽しみ倍増だ。

 ウォーキングで北条鉄道駅めぐりが面白い。
歴史ある駅舎が保存されていたり、
一つ一つの駅の個性が魅力的だ。
各駅のトイレが綺麗に整備されているのも驚きだ。
よくよく眺めてみれば、
トイレが目玉なのかもしれない。

 のどかな田園を走るレールバスとひなびた小駅を、
地元の人たちが愛し守っていく。
年一回乗車が、
市民の合言葉である。
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