老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1032 人生は足し算と引算

2019-03-30 13:50:38 | 阿呆者
 人生は足し算と引算

今日 本当は休みなのだが
仕事が終わらず「仕事」

雨の土曜日
寒さと雨で気持ちは憂鬱


子どもや若者は
誕生日まであと3ヵ月
あと2年で18歳になる
これは足し算の人生である

それに対し
老人は
失っていくものが増えていく
引算の人生

自分は85歳までは生きたい
そうするとあと19年しか生きられない

人間いつ終わりになるかはわからない
明日かも、いや今日かもしれない

残り時間が少なくなっているだけに
先(未来)が見えにくい

引算から足し算の気持ちになり
老いの時間(とき)を過ごすとしようか






1031 生かされる

2019-03-30 08:47:07 | 生老病死

白梅



小峰城


 生かされる

今年も
梅の花が咲いた
自分のためにでもなく
梅の花は咲いた

梅は
その地に静かに棲息し
花を咲かす

棲息は呼吸しており
生きている

自分は
生きているか
死しているか

生きているかどうかよりも
生かされている自分

青空の下に咲く白梅に
気づかされた