老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1400;99歳のお婆さん 2月15日退院となります

2020-02-14 19:23:32 | 老いの光影 第6章 「老い」と「生い」
99歳のお婆さん 2月15日退院となります

98歳のお婆さん
実は99歳になっていました
年齢早見表の見間違い、失礼しました

昨日、登喜子婆さんが入院している総合病院地域医療連携室の担当医療相談員に電話をかけた
「食事も摂り、元気になり、退院できるかもしれないよ」、と話され、
彼女の生命力、回復力に驚くと同時にホッとしました。

「今日午後2時に病室を訪問したい」、と医療相談員に電話により伝えた。
午後2時、長男夫婦と待ち合わせ、退院に向け医師とも話し合う機会を持つことができた。

医師からは「軽い肺炎は治癒した。99歳であり、入院が長引けば、退院できなくなってしまう。
早く家に帰り普通の生活に戻すことが大切です。
老人には白い壁は”害”になるだけで、認知症も進んでしまう」、
と話されたことに、心のなかで拍手喝采の心境でした。

明日、退院できることになり
登喜子婆さんにそのことを耳元で伝えると
皺がある顔は、皺が動き満面な笑顔になる。

明日は土曜日だけれども
在宅訪問し、これから在宅でどう介護をすすめていくのか
本人交え長男夫婦と話し合うことになった。

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1399; 運転免許証

2020-02-14 05:07:08 | 老いの光影 第6章 「老い」と「生い」
運転免許証

wifeは疲労困憊
自分の「せいかな」(自分が原因かな)
入退院後は1週間に1回の通院付き添い
片道110㎞の道のり
休みを通院付き添いにあて 休む暇もない

昨日はしばらくぶりで
行き帰りの大半は自分がハンドルを握る
白内障もありサングラスをかけ運転
ガラの悪い不良爺爺に見られたことであろう

躰が不自由になったり、80歳を超えたりすると
運転免許証を返納することになるんだろうな、と
運転しながら「ふと」思った

朝夕の一便しかバスが走っていない地域では
車がないと不便で陸の孤島のような感じ
在宅訪問すると
介護されている伴侶(老夫)から
1週間に1回の買い物と月に1回の通院は
車(軽自動車)がないと困る

80歳を超え物忘れを出始め
心配した子ども夫婦は車のカギをとりあげた
それを契機に 認知症が進行した父親

人、地域社会とつながりが切れ、家にいるだけの「暮らし」は
刺激がなくなり萎れた花のように生気が失せる

そんなことを思いながら、運転してきた。
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