老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1410;夜明け前の光

2020-02-21 16:20:38 | 阿呆者


夜明け前の光



腕時計をみたら5時28分だった。
beagle元気はまだ夢の中
顔に手をあて寝ている。

beagle元気を起こし、夜明け前の薄暗い路を歩く。
三日月をスマホで撮ってみたが、三日月に見えず。
(一番上の光が、三日月)

阿武隈川に架けられた橋
オレンジ色の街燈が光る。

関東平野とは違い
いま自分が棲む辺境の地では
狭隘な空間から陽が昇る。

懐中電灯に照らされた霜柱は
ダイヤモンドの如く輝き光を放す。

いまの自分の中に
輝くものが有るのであろうか

beagle元気の眼は
光に照らされ青色に輝いている