老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

鉄道員

2020-09-04 17:21:10 | 阿呆者


1660 鉄道員

9月3日BS3で放送されたイタリア映画『鉄道員』は、1956年、モノクロ作品。
あるひとりの初老の鉄道機関士とその幼い息子の目を通して描いた家族の物語

《あらすじ》
鉄道機関士アンドレアは30余年を鉄道一筋に生きてきた男、幼い末っ子サンドロの誇りだった。
だが、長男マルチェロや長女ジュリアからは、その厳格な性格が嫌われていた。

ある日、アンドレアの運転する特急列車に若者が投身自殺をする。
アンドレアは、そのショックにより赤信号を見すごし、列車の衝突事故を起こしかけ、左遷されてしまう。

アンドレアは酒に溺れ始める。
職場ではストライキが決行されたが、アンドレアは機関車を運転し、スト破りをする。
アンドレアは友人達からも孤立し、家にも帰らぬようになる。
家族もばらばらの状態。

末っ子サンドロは酒場をめぐって父を探し出し
以前に父が友人たちとギターを弾いて歌った酒場に連れ出す。
旧友たちは再びアンドレアを温かく迎え入れる。
そして、家族との和解の兆しも見えてくる。

しかし、すでに彼の体は弱り切っており
家族や友人たちとの幸せなクリスマスパーティを終えた夜に
ベッドでギター弾きながら息をひきとる。

《感想》
アンドレアの幼い末息子役のエドアルド・ネヴォラは、可愛らしく、憎めない表情、仕草が何とも言えない。
鉄道員家族の日常生活を通し、家族にとって何が大切なのか、幸せとはなにか、を考えさられた。
そしてスト破りをしたアンドレアもまた苦しんだ、かつての旧友(同僚)とは温かく迎い入れ
アンドレアは好きなギターを弾き歌うことができた。

どこの国も母(妻)は立派で、母の涙でお父さんを呼びにいく幼いサンドリーノ。
蟹股で急ぐサンドリーノの姿が目に浮かびます。

最後のクリスマスパーティーとなったマルコッチ家族に
多くの仲間が集まり楽しく過ごすことができ、家族の絆を取り戻した。
アンドレアは、ベッドの上でギターを弾きながら眠るように息を引き取る。

妻も子どもたちもお父さんが死んだとは思わず眠っている、と思うほどであった。



ジュリア・マルコッチ役のシルヴァ・コシナ は美人で素敵な女優。

テーマ音楽も哀愁があり良かった。


軽自動車(くるま)のドアが開かない‼

2020-09-04 07:37:47 | 阿呆者

今年の秋で初車検 走行距離は68,000㎞を超えた

1659 軽自動車(くるま)のドアが開かない‼

長く病院生活をしている姉に
「ティッシュペーパー3箱とマスク1箱」を届けるために
軽自動車キャンバスに乗り、家を出た。
途中ドッラグストアに寄り
姉が好きな濃いめのカルピスウォーターとミニクリームパン(5個入り)を買った。

運転をしようとしたとき
なんだか「ウンチがでそうな」感じがした。
洋式便器のなかに財布や小銭入れなどを落としてはいけない、と思い
車のなかに置いたバッグのなかに入れ、ドアを閉めた。

ドラッグストアの洋式便器で用を足し終え
軽自動車のドアを開けようとドアのボタンを押しても
車のドアが開かない。
「あ! 車の中にすべて入れてしまった。スマホも運転席にあり電話をかけることもできない」
閉まったドアに「しまった‼」。

スマホがなくwifeに電話をかけられない
ドラッグストアで電話を借りwifeに電話入れ
キャンバスの鍵を持ってくるようお願いした。

20分待ちでwifeがやってきた。
車から降りたwifeから鍵を受け取り
キャンバスの後部座席を開けたらカバンのなかに
車の鍵はなかった。さらに焦った。

もしかしたら男子便所のなかに車の鍵を置き忘れたのか?、と思い
急いでトイレに行ったら、しっかり鍵はあった。
wifeを呼ばなくても トイレに起き忘れたのでは、と
確認しに行けばよかった、と思っても
「後の祭り」であった。

先日の「神(紙)隠し」の文庫本といい
今回の鍵の置忘れといい
置忘れが続き・・・・
物忘れが出てきたかのか、と
しっかりしなくては、と思い直した。