老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

あばよ

2020-09-30 04:58:39 | 老いびとの聲
那須アウトレットで出合ったアルパカ


1698 あばよ



あばよ

メモリースティックに記憶した
私の言葉を消し去り
「あばよ」と手を振り
部屋を出て行く

中島みゆきの『あばよ』の一節

明日も今日も留守なんて
見えすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない


「あばよ」と言って
気取ってみるさ