老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

紙おむつからポータブルトイレへ

2020-09-20 07:41:26 | 老いの光影 第6章 「老い」と「生い」
1684 紙おむつからポータブルトイレへ

病院を退院し家に帰ってきた春男さん
夕食を終えた後
ヘルパーの介助により紙おむつを装着される。

なるべく水分を摂らないよう我慢し
翌朝の8時 ヘルパーが訪れ紙おむつを外してもらう。

14時間余り紙おむつをつけることになるが
その生活でいいのかどうか、こちらが悩んでしまう。
自分はどんな生活をしていきたいのか
彼はヘルパーの言いなりになっているようなところがある。
ヘルパーの援助のあり方は後日書く

家の中で4点杖をつきながらひとり歩くことは
転倒のリスクがあることから「禁じ」られている。

ベッドから車いす 車いすからベッド の乗り移り(移乗動作)はできるのだから
ベッドからポータブルトイレに乗り移ることができる
問題は紙パンツの上げ下ろしである。
紙パンツは汗などかくと肌にまとわりつき
片手による上げ下げが大変なときがある。
(脳梗塞後遺症により左上肢は麻痺している)

布パンツにすることで、上げ下げは容易にできる。

ポータブルトイレの用意ができ次第
紙おむつを卒業しポータブルトイレで用足しを行う。