老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

悪夢 超最悪 ”信じられな~い”

2020-09-19 18:04:35 | 阿呆者

1683 悪夢 超最悪 ”信じられな~い” 

今日の朝の出来事である
元気よく最初の在宅訪問を終え
キャンバスに乗り 発進した
何だかアクセルを踏む右足から
鼻がよじれるような嫌な臭いがしてくる。
1軒目の訪問先の庭で何かを踏んだ・・・・。

だんだん臭いがきつくなり
2軒目の訪問宅に到着した。
急いで車から降り右足のシューズを見てみた
なんと! 糞がベッタリ付いていた
猫の糞なのか⁉ (猫の糞は臭~い) 
悪夢 超最悪
車のマットレスには ”信じられな~い” 光景を眼にした・・・・

それは白い蛆虫(うじむし)が3ぴきも蠢(うごめ)いていた
1軒目の在宅訪問先の庭に糞があったことに気がつかなかった自分
注意力がなかった自分が悪いのか
人間、足元を見つめ行動しなければいけない・・・・

車に積んであった新聞紙と ティッシュ ペーパーで糞を取り除いたが
溝に食い込んだ糞は拭きとれず 水で洗わないとダメだ
手指に便が付いてしまい
訪問先の洗面所を借り手を洗った。
助かった。
在宅訪問先の嫁様には「手に糞が付いたとは言えずじまい」
「ありがとうございます」のお礼の言葉だけを控えめに話す。

2軒目の訪問を終え
桜デイサービスセンターに立ち寄った。
屋外の水道を借り、不用になった歯ブラシで
右足のシューズ裏側の溝にこびりついた糞を取り除いた
糞はなくなったが臭いまでは除去できなかった
明日晴れたら天日干しをしたら臭いがとれるかな

ついていない自分
付いてきたのは糞とは・・・・・


守る人がいるから 生きれる・・・・

2020-09-19 08:20:18 | 老いびとの聲
snoopyの📅から拝借

1682 守る人がいるから 生きれる・・・・


守る人がいる
その人にとり守る人は誰であろうか

家族
恋人
・・・・

自分にとり守る人は
wifeとbeagle genki
守る人がいるから 人は生きれる

まだ70歳を超えたばかりの男がいる
その男は独身を通し、ひとり暮らし
肺癌から躰のあちこちに骨転移
両親は既に他界

「家に帰りたい」と退院した割には
生きるという気迫が感じられず
ヘルパーに頼りきりで
「できる」ことは自分でやろうという意欲もない
やりたいことはないのか
唯一テレビだけがお友達
スマホはあるものの話す人もいない

彼にとり
守る人は「いる」のであろうか
(そのことを彼に尋ねたことはない)

守る人がいるか、いないか
守る人がいるから 癌という厄介な病にも立ち向かい生きていく
守る人がいるから 限りある残された時間 
最後の瞬間まで尽くし生きていこう、と思う