爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

入笠山へ登る

2011年10月21日 | アウトドア
           今日は川崎市から小学生90名余が訪れていました。

2011/10/20(木)
 キノコが全く止まってしまった。今日は仕方なく、しかし登っていなかった山を目指した。
入笠山はそんな山の一つ。眺望の良さは知っていたが、目の当たりにした1,955mの頂きからの景色に絶句しました。ああ!こんな眺望があるんだという感動は久し振りです。カメラはなんぼのものや!?と思うほど、ここでは只、目の前の山並みに「登った山、憧れの山、知っている山」などを探りつつ見入っていればいいのです!
出来る事ならば、山巓の端っこでジンギスカンでも食べながら一杯飲んで、酔いが醒めるまで山を見て過ごせればアル中の自分にはピッタリかも。至福の時が過ごせそう!


 八ヶ岳南部を背に(蛇足:気になるバックの女性は教え子の到着を待つ先生でした


砂地で味気ない山頂。昔は草原か灌木帯で、人為的に禿山にさせられたと思うのは勘違いなのかな?


 赤石山脈(南アルプス)の最高峰・北岳が望めないのが残念である。
 なぜならそれが為に日本山岳の標高ワン・ツー・スリーが一望出来ないのだ。


 時間があったので、大阿原湿原の駐車場に車を止め、釜無山へ向かった。正に藪山。山頂を目指すには、笹を漕いでゆく程の荒れた里山で、樹に下がっているテープが頼りであった。対峙する入笠山の賑わいとは対照的で当然、人気(ヒトケ)は無い。下山して来た先行駐車の夫婦に唯一すれ違ったのみ。真面目に大阿原湿原に駐車、舗装道路を林道・釜無山線のゲートまで30分強歩いたが、そこまでは車で行けるので進入禁止の標識は如何なものか?それにしても今の里山の現状は余りにも寂しい。往復には 2時間半ほどの時間を費やした。


 ゲート手前、右端の標識を見逃し、林道を行ってしまった。下り過ぎと思い引き返した。


 林道が下り始めて暫く行った所に赤く塗られた棒がガードレールに縛ってある。これが迷った人用の標識か?
 (私は更に下の標識から入った。足跡が無かったので心配だったが、始まりの笹薮を越えれば、道が付いていた)


 沢状の笹の切り開き(急坂)を登れば10分足らずで保安林の標識がある尾根道へ出る


 これは下山時に撮ったもの。登る時はもう少し下のこれより小さい同様な標識から入った


 背の低い始まりの笹薮は木曽山脈(中央アルプス)の眺望が良いものの、やがて展望が無くなり藪は深くなってゆく。


 笹薮は時に背丈ほどに覆う。木々に残るテープがあるのでルートファインディングはそんなに難しくない。


 シラビソ?の小樹林帯を越えれば、笹薮分けを数分で頂上だ。


 おまけ:下山時、林道脇にみたウグイス系の鳥(餌を加えていた)




 



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